ポルシェが718ボクスター/ケイマンGTS」発表。0-100キロ加速4.1秒、ついに911カレラSと並ぶタイムに

ポルシェが718ボクスター/ケイマンGTSを同時発表

ブラックパーツの使用で引き締まった雰囲気に

ポルシェが718ボクスター/ケイマンGTSを発表。
新しいフロントバンパー、ダーク仕上げのヘッドライト/テールランプが与えられており、リアエプロン、マフラーエンドがブラック仕上げとなった上、20インチサイズのホイールもブラックサテンフィニッシュに。

0-100キロ加速は4.1秒。これは911カレラSと同じタイムだ

インテリアだとアルカンターラを使用したスポーツシート（カッティングがオシャレになっている。ヘッドレストにはGTSのロゴ）、アルカンターラ巻きのステアリングホイール、スポーツクロノパッケージが標準装備。

出力は365馬力、エンジンは2.5リッター4気筒。
トランスミッションは6速MT、オプションでPDKが選択可能となっています。
0-100キロ加速は4.1秒、最高速度は時速290キロという強烈なパフォーマンス。

なお、現在の718ボクスターのパフォーマンス/価格は下記の通り。

現在、718ボクスター/ケイマンGTSの国内価格は発表されていないものの、馬力価格比だと718ボクスターが1馬力あたり24,880円、718ボクスターSは268,685円。
ポルシェはモデルヒエラルキーそしてモデルごとの利益がしっかり決まっている会社でもあり、「上のモデルほど」利益が高くなっています。

よって718ボクスターGTSの1馬力あたり利益は268,685円よりも「上」になるはずで、仮にこれが28,000円だとすると、718ボクスターGTSの予想価格は28,000円×365馬力＝10,220,000円、ということに。

ポルシェは「グレード」によるイメージを統一しようとしている

なおイメージカラーは画像から判断するに「カーマイン」のようですが、最近のポルシェはモデルラインアップ関係なく、「グレード」ごとにイメージカラーを設けているように見受けられます。
たとえば「GTS」だと今回の718ボクスター/ケイマンに採用されている「カーマイン」をすでに「911カレラGTS」「マカンGTS」「カイエンGTS」に採用しており、今後もこの統一性は継続されそう（パナメーラ、新型カイエンにおいても同じ文法を採用する可能性が大）。

同様にPHEVについては「ホワイト」がイメージカラーとなっており、パナメーラ、パナメーラ・グランツーリスモ、カイエンのハイブリッドモデルがメインカラーに「ホワイト」を採用。
これはミッションEとの共通性を持たせるものだと思われます（よってミッションE市販モデルもイメージカラーがホワイトと思われる）。
よって、仮に718ボクスター/ケイマン、911のハイブリッドモデルが登場すれば、それらも「イメージカラーはホワイト」となるであろうことも予想できます。

メーターやロゴ、その他についても「GTS」ロゴが多く見られ、ポルシェは「グレード」ごとの差別化、そして各グレードの存在意義を強化しようとしているのかもしれませんね。
※同時にグレード間で用いられる”差別化の手法”も統一されつつある

https://www.youtube.com/watch?list=PLmuoo4kGcGD6PLRh2t4P3k6JCmpLDc7qv&v=3HUZfe3-ZWA