VWは2015年に自動車の数よりも多くのソーセージを売った模様。
ぼくはまったく知りませんでしたがVWはソーセージの製造業社としても有名で、自動車582万台に対してじつにソーセージ720万本。
1973年からVW工場脇で作り始め、カレーケチャップかウルトラスパイシーソースが選べるようです。
なお正確に言うとこれはソーセージではなく「カリーヴルスト」、ドイツ人の好むカレー味のソーセージですね。
日本ではあまりポピュラーではありませんが、関西だとドイツ人の多い神戸で時折見かけることがあります。
中国だと上海郊外にボッシュなどドイツ系企業の工場が集まる地域があり、そのあたりはドイツ料理店が密集しているので、そこでも食べることができます(ぼくははじめてそこで食べましたが、なかなかの美味)。
VWが2016年半ばに折りたたみ式電動スクーターを発売する模様。
目的地付近まで車で行き、そこからの移動をこの三輪スクーターで行う、というスタイルをイメージしているようですね。
なおこのプロジェクトはVWの社内ベンチャーから出てきたもので、VWのCEO、ヴィンターコルン氏が好きなタイプではないと見られています(アウディの”アーバン・コンセプト”も氏の情熱を獲得できずにボツになった)。
なお重量は11キロ、価格は1000ユーロ程度を予定している、とのこと。
移動した先にこれを保管する場所がなければ11キロの物体を持って歩くことになり、バッテリーの問題もあるので実用的とは言いがたいですが、一本レバーでコントロールするスタイルは新しいですね。
VWがEV向けのサービスとして、駐車場のEV用充電スペースを探し、自動充電を開始する「V-Charge]プロジェクトをスタート。
ボッシュや他企業との共同にて研究中とのことですが、実現できるとけっこう便利と思います。
現在、商業施設にはEV向け充電施設を持つところが増えていますが、土日など混雑時に、駐車場に入れて充電しようと思っても、(たとえEV専用スペースが空いていても、それがわからないので)ガソリン車と一緒に入庫の列に並ぶ必要があること、充電を開始したとしても一定時間経過後には車を動かさないとほかのEVが充電できない(よって長時間滞在が難しい)、といった問題があります。
※そのため、ぼくは自宅に充電設備導入以後、外では充電したこともなく、充電しようとも考えない
そんな場合、空きスペースの検索ができたり、ワイヤレスで充電することで充電ケーブルの取り合いが起きない、というふうに改善してくれるとEVユーザーとしては非常にありがたい限りですね。
EVの普及について、現時点では価格もネックですが、インフラの普及とサービスの統一も大きな課題と考えられ、たとえば政府主導でこういったプロジェクトを進めてくれると大きな(EV普及の)弾みになりそうだとは思います。
とくにEVのメインターゲットである都市部に住む人はマンションなど集合住宅に居住する比率も高く、そうなると「自宅での充電が難しい」ので、こういった公共充電施設/サービスの拡充が待たれます。
https://www.youtube.com/watch?t=28&v=e3Y1H4iIaNE
関連投稿:ヤバい今日が締め切りだ。VWジャパン本社の見学ツアーに申し込む
フォルクスワーゲン・ジャパンがその本社見学ツアーを募集しており、気がつけば今日が締め切り。
とりあえず急いで申し込んでみましたが、5組10名のみの正体なので当選確率は低そうです。
これは豊橋本社の見学、公道試乗やセーフティデバイスの体験が含まれ、1泊二日のツアーでホテルや食事代はVWジャパンが負担してくれるという太っ腹な企画。
なおメルセデス・ベンツも時々豊橋(こちらはPDIセンターですが)見学ツアーを募集しており、こちらも次回募集があれば申し込もうと考えています。
ぼくはまだPDIセンターを訪問したことがなく、世界で最も厳しい基準を持つ豊橋がどんなものかは非常に興味のあるところ。