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祖母のガレージからカウンタックとフェラーリ308が出てきた。幸運な男性がその画像と物語を投稿

2018/08/12

| 祖父のガレージからランボルギーニとフェラーリが出てきた |

画像掲示板、Redditにて、そのユーザーeriegin氏が「祖母のガレージで、20年以上の間、ランボルギーニ・カウンタックとフェラーリ308GTSが放置されているのを発見した」と投稿。
これは1981年製のカウンタックLP500Sで、生産台数は321台、と記録されています。
カウンタックの発売は1974年ですが、プロトタイプである1971年の「LP500」を経て、市販モデルの「LP400」が登場。
カウンタックLP500Sは4リッターV12エンジンを搭載し、最高速度260km/hを記録。生産台数は150台、と言われていますね。

このカウンタックは1981年製「LP500S」

その後ウォルター・ウルフとランボルギーニによって通称「ウォルター・ウルフ・カウンタック」が3台製造され、1978年にはその仕様を反映した4リッターV12、353馬力の「LP400S」が登場(237台が製造)。

さらにその後1981年(発売は1982年)に登場するのがこの「LP500S」。
LP400Sをさらに改良したものでエンジンは4.75リッター(375馬力)に拡大され、最終的な生産台数は323台、とされています(321台とも324台とも言われる)。

今回ガレージで発見されたカウンタックは1989年に投稿者の祖父によって購入されたもので、もとはというと「レンタカービジネスによって利益を得るため」に購入したものだそう。
しかしながらその後、スーパーカースポーツカーの保険費用があまりに高額になってレンタカービジネスを継続することが困難になり(トヨタ・スープラやマツダRX-7が北米から撤退することになったのも保険加入費用の高騰。当時はそういった時代だった模様)、画像にあるフェラーリ308GTSとともにそのまま放置されることに。

ただ、幸いなことにその祖父は裕福であったようで、ランボルギーニ・カウンタックLP500S、そしてフェラーリ308GTSを売却する必要に迫られずにそのまま保管しておくことになったと思われるものの、これを(妻以外の)家族に知らせなかったこと、特に手入れすることもなく、まさに「放置」していた理由は投稿者にも「わからない」そうです。

投稿者によると「コンディションは悪い」としていますが、レストア未経験車両であると思われ、そのまま売却しても「相当な」額となりそう(3500万円くらい?)。
できれば、祖父の形見ということもあり、また祖母の心情を慮ってレストアし、フェラーリ308ともども「在りし日の」姿に戻してあげてほしい、とも思います。※奥の方にもなにか一台見える

アメリカはときどき、こういった「実は亡くなった身内がスーパーカーやヴィンテージカーを隠し持っていた」という話が出てくるようで、過去には叔父からいきなり価値の高いカーコレクションの相続を受けた、また死後も特定の管理人を指定してひっそりスーパーカーを維持していた、という例も。

今回の投稿者がどういった人で、スーパーカーに興味があるのかどうかはわかりませんが、それでももし自分の祖先のガレージからこういった車が発見されると非常に驚くことになりそう。
できればこれら車両がどうなったのか、続報を投稿してほしいと切に願うところです。

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