| ローダウンサスペンションはマイナス4センチなるも、これでもまだランボルギーニ・ウラカンのほうが低いという事実 |

ノヴィテックが早くもフェラーリF8トリブートのチューニングプログラムを公開。
現段階で公開されているのはパワーアップとローダウンスプリング、エキゾーストシステム、そしてホイールとなりますが、パワーアップに関しては最大で+80馬力の800馬力となり、これは488ピスタで公開された”スポーツパッケージ”と同じ数字となっています。
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パワーアップは三段階
パワーアップに関しては、文字通り差し込むだけのプラグ&プレイ式サブコン”N-TRONIC”のみだと+67馬力の787馬力へ、ステージ2ではこれに専用エキゾーストシステムとストレートパイプとを組み合わせて802馬力、ステージ3だとストレートパイプの代わりにスポーツ触媒を使用して796馬力へ。※ストレートパイプは多くの国で「違法」だと思われるので「ステージ2」は事実上サーキット専用

ローダウンスプリングは約40ミリダウン。
純正フロントリフター装着車/非装着車ともに対応し、別途(後付けの)リフティングシステムも用意しているようですね。

さすがに4センチも落ちると「かなり平べったい」印象。
フェラーリF8トリブートの全高は1206ミリなので「1166ミリ」まで低められているということになりますが、ランボルギーニ・ウラカンは純正状態でこれよりも低い「1165ミリ」という全高を持ち、一見すると同じようなプロポーションを持つF8トリブートとウラカンではあるものの、実はけっこうサイズが違うということがわかりますね。

エンジンの外観そのものは変わらず、エアロパーツ類の装着もナシ。

ただしノヴィテックは、488ピスタ用としてカーボン製ボディパーツを発表しているため、F8トリブートでも追って追加発売があるかもしれません。

ホイールはNF8、NF9、NF10の3種類が揃い、ホイールは20、21、22インチがラインアップされており、ノヴィテックとしては前20+後21、前後とも21、前21+後22インチと行く組み合わせを推奨しています。
なお、仕上げはポリッシュもしくはブラシフィニッシュを選択でき、カラーについても24色+カスタムカラーが用意されており、いかなる要望にも対応できそう。

この個体の場合はホイールのカラーに「ブラック」を選択していますが、フェラーリF8取りブートにはもともとブラックのホイールがラインアップされておらず、その形状も「星形」中心なので、社外品へと交換した場合の印象の変化はかなり大きいようですね。
さらに10/15/20ミリ厚のスペーサー、チタン製ホイールボルトも用意されています。

こちらはカーボン製テールパイプ。
グロス仕上げ、マット仕上げが選択できますが、このカーボン製パイプはアクラポヴィッチが採用したことで人気化し、今では多くのチューナーが採用しています。
ただ、ノヴィテックのカーボン製スリーブを見ると「切りっぱなし」のように見え、エッジの処理はやはり本家ノヴィテックには敵わない模様。

F8トリブートは現在デリバリーが開始されたところであり、世界中で続々納車が進んでいる模様。
早速いくつかのショップがそのチューニングを公開していますが、今後もラッピングなど様々なカスタムが披露されることになりそうですね。

VIA : NOVITEC