フェラーリチューナーの雄、ノビテックがプロサングエ向けのチューニングプログラムを発表。目玉は「ほぼ直管」エキゾースト、これによるV12サウンドは「極上」に【動画】

Image：NOVITEC

｜　プロサングエは自然吸気V12エンジンを積む「現在市販される」唯一のSUVでもある　｜

ノーマルのサウンドが「大人しすぎる」と感じる向きには朗報である

さて、フェラーリのチューニングにおいては長い歴史を誇るノビテック。

直近ではローマ・スパイダーや296GTSのチューニングプログラムを披露していますが、今回はプロサングエ向けのパッケージを公開しており、これにはエキゾーストシステム、サスペンション、ホイールの変更が含まれています（つまりエアロパーツは提供されていない）。

ノビテックはフェラーリ・プロサングエの「V12サウンド」を最大限に引き出す

エキゾーストシステムについてだと、ノビテックは3つのパターンを用意しており、それらはフラップ式エキゾーストシステム、レース用エキゾーストシステム、そしてフラップ調整付きレース用エキゾーストシステムの3種類。

どのオプションを選んでもプロサングエのドライビングエクスペリエンスが劇的に変わるとされていますが、とくにレース用エキゾーストシステムは最も力強いサウンドを発生させ、フラップ、Xパイプ、スポーツメタル触媒、そして特別設計のステンレススチール製テールパイプによるV12サウンドは「格別の味わい」。

さらにノビテックはスポーツスプリングセットを提供しており、これを装着すると車高が約2〜3cm低くなり、もちろん見た目がカッコ良くなるだけでなく、安定性とハンドリングが向上するとされています。

Image：NOVITEC

ホイールについては今回3つの鍛造ホイールオプションが紹介されており（NF9、NF10、NF11）、これらはノヴィテックが他のフェラーリ向けにも提供しているホイールセットと同じデザインではありますが、「星型」というデザイン的制約から逃れていること、そしてフェラーリの純正ホイールではなかなか見られないシャープなデザインを持つことから、プロサングエのルックスを大きく変えることになるのは間違いなし。

Image：NOVITEC

なお、「もっと」プロサングエの外観を目立つものにしたいと考えるのであれば、先日マンソリーが発表した「プグナトール」なるコンプリートカーを選択するという手もありますが、追ってノビテックからも「ちょっとした」エアロパーツが追加にて発売されることになるのかもしれませんね。

ノビテックがフェラーリ・プロサングエのチューンを紹介する動画はこちら

あわせて読みたい、ノビテック×フェラーリ関連投稿