>ランボルギーニ

ランボルギーニ・チェンテナリオ「トラクター」が7300万円で販売中!フェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年の折にアーティストによって5台のみが製造される

2023/04/30

ランボルギーニ・チェンテナリオ「トラクター」が7300万円で販売中!フェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年の折にアーティストによって5台のみが製造される

| その姿はホットロッドと言ったほうがしっくりくる |

どのような走りを見せてくれるのかは全くわからないが、刺激的な乗り物であることは間違いない

さて、ランボルギーニは2016年に(ランボルギーニ創業者、フェルッチョ・ランボルギーニの生誕100周年記念として)アヴェンタドールをベースとしたスーパーカー「チェンテナリオ」を発表していますが、同じ年にはランボルギーニのトラクターとしての「チェンテナリオ」も誕生しています。

ご存知の通り、ランボルギーニはトラクターの製造・販売業から財を成しスーパーカービジネスへと乗り出しており、しかし現在トラクタービジネスはスーパーカービジネスとは切り離されて別会社として存続しているわけですね。

62057-957332-car-20230307_062917-dsc_6798

ランボルギーニが香港展開30周年を記念し特別展示を行う!レヴェントン・ロードスター、チェンテナリオ、シアンFKP37、そしてカスタム仕様のアヴェンタドールSVJも
ランボルギーニが香港展開30周年を記念し特別展示を行う!レヴェントン・ロードスター、チェンテナリオ、シアンFKP37、そしてカスタム仕様のアヴェンタドールSVJも

| 香港には特別なランボルギーニが多数保管されている | このほか、ヴェネーノ、ヴェネーノ・ロードスターを保有するオーナーもいるらしい さて、ランボルギーニの正規ディーラー、「ランボルギーニ香港」にて ...

続きを見る

ランボルギーニ・チェンテナリオ(トラクター)の生産はわずか5台のみ

そしてこのトラクター版「チェンテナリオ」はアーティストのアドラー・カペリが1960年代ランボルギーニ製トラクターのパーツを使って”現代風”に解釈したアート作品ですが、その出来栄えはまさに芸術品と言っていいレベル。

62057-957332-car-20230307_062922-dsc_6758

なお、生産されたのはわずか5台のみという希少車であり、今回売りに出されている個体はその「4台目」。

62057-957332-car-20230307_063256-dsc_5144

このトラクター版チェンテナリオを販売しているのはスイスのエキゾチックカーディーラー、「カーテック・オートテクニック」で、その価格はなんと535,713ドル(現在の為替レートで約7300万円)という高価格っぷりですが、2016年には別の個体が3000万円で売りに出されていたので、この7年余りでその価格が倍以上になってしまったということに。

62057-957332-car-20230307_062920-dsc_6802

ランボルギーニがそのルーツである「トラクター」にも”チェンテナリオ”発表。限定5台、3000万円

| ランボルギーニの歴史はここから始まった | ランボルギーニ製のトラクターにもフェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年モデル、「チェンテナリオ・トラクトリ」が登場(ミウラのミニチュアを持ったフェル ...

続きを見る

その姿は「トラクター」というよりもホットロッドと言ったほうがいいかもしれません。

62057-957332-car-20230307_062924-dsc_5061

搭載されるエンジンは2.2リッター3気筒ディーゼルだそうですが、雰囲気的には「V12」っぽく仕上げられ、片側からは6本のエキゾーストパイプ(ANSA製)が突出しています。

62057-957332-car-20230307_063300-dsc_6716

そのうち3本のパイプの内側はレッド。

62057-957332-car-20230307_063309-dsc_6737-3

当然ながらこれらはワンオフパーツのようですね。

62057-957332-car-20230307_063240-dsc_5074

エンジンや補機類には塗装を施さず、逆にアンティーク加工にて仕上げられ・・・。

62057-957332-car-20230307_063311-dsc_6744

ボディもいぶし銀加工。

車体のところどころにはアーティストの「洒落っ気」も

ただし、このトラクター版チェンテナリオはただレトロなだけではなく、ところどころに新しいパーツも装着され、それらが目立つように配慮されています。

62057-957332-car-20230307_062943-dsc_5043

ダッシュボードには本来装着されていなかったであろうランボルギーニ・エンブレムにカッコいいグラフィカルなメーターも。

62057-957332-car-20230307_063304-dsc_6728-3

おそらくこのメーター周辺は独自の加工が施されたものだと思われます。

62057-957332-car-20230307_063248-dsc_5084

そしてフード上にはベルトーネのエンブレムが装着されていて、しかし当然このトラクターはベルトーネの作品であろうはずがなく、よってこれはデザイナーの遊び心ということになりそうですね。

62057-957332-car-20230307_063258-dsc_5148

さらには超ファットなタイヤに・・・。

62057-957332-car-20230307_062927-dsc_6763

ちょっと面白いのはこの「灰皿」。

そして灰皿のすぐ下にはヒューズボックスがあり、これはある意味で危険極まりない配置だとも考えられ、これももちろん「意図的な」ものなのでしょうね。

62057-957332-car-20230307_062941-dsc_5037

合わせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

「ランボルギーニのトラクター」が競売に登場!1962年、つまりランボルギーニがスーパーカービジネスに参入する1年前に発売された貴重な一台
「ランボルギーニのトラクター」が競売に登場!1962年、つまりランボルギーニがスーパーカービジネスに参入する1年前に発売された貴重な一台

| ランボルギーニの一つの時代はトラクターとともに始まり、トラクターとともに終わっている | フロントのグリルがちょっとBMWの「キドニーグリル」っぽい さて、ランボルギーニのルーツがトラクターにある ...

続きを見る

レストアされ新車コンディションのランボルギーニ製トラクターが販売中!フォードGTより10年も前に「ガルフカラー」を採用していたようだ
レストアされ新車コンディションのランボルギーニ製トラクターが販売中!フォードGTより10年も前に「ガルフカラー」を採用していたようだ

| 価格は要問合せ、おそらくはスーパーカーが買えるくらいの価格だと思われる | ランボルギーニは1958年から「オレンジと水色」の組み合わせを採用していた さて、ランボルギーニ創業者、フェルッチョ・ラ ...

続きを見る

ランボルギーニのルーツである「トラクター」の歴代モデルはこうなっている!なお現在もトラクターは販売中、お値段はスーパーカー並み

| 現在はスーパーカーのランボルギーニとは別の会社となっている | さて、ランボルギーニの歴史はトラクターから始まったことは広く知られているものの、現在でもそのトラクターが製造されているのはあまり知ら ...

続きを見る

参照:Classicdriver

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ
-,