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新型マツダCX-5発表!変わっていないようでけっこう変化は大きく、グレードごとの差別化が行われ、今までのマツダにはない「アウトドアっぽい」仕様も

新型マツダCX-5発表!変わっていないようでけっこう変化は大きく、グレードごとの差別化が行われ、今までのマツダにはない「アウトドアっぽい」仕様も

| マツダは今回の新型CX-5を「よりマツダらしく」、しかし一方では「これまでのマツダっぽくない」クルマに変化させてきた |

ボク的にはこれまでのCX-5よりも高い人気を獲得するんじゃないかと思う

さて、先日のリークに続き、今回はマツダが公式にて、マイナーチェンジ版となるマツダCX-5を発表。

今回の改良においては「デザインの刷新、グレード間の差別化、シャシーの改良、ADASシステムの充実、Mi-Drive導入、i-Activ AWDの全車標準化(地域による)」などが実施されています。

先日リークされた画像ではあまり「変わった」という印象を受けなかったものの、今回のオフィシャルフォトでは、モール類をボディカラー同色にペイントされた新グレードが紹介されており、これは従来型Cx-5とかなり印象が変わるように思います。

そこで今回発表された「新型マツダCX-5」を見てみましょう。

Mazda-CX-5 (6)

新型マツダCX-5の外観はこう変わった

まず、欧州における新型マツダCX-5には、3つのグレード「ニューグランド(Newground)」「スポーツブラック」「GTスポーツ」が追加されています。

これまでの構成に比べるとグレード間の差別化が大きくなり、「シティ」から「アウトドア」までを網羅することで幅広い層にアピールでき、かつ新しい顧客も取り込めるんじゃないかという印象を受けますね。

なお、以下に紹介するのは「欧州仕様」なので、日本仕様はまた別のグレード構成や名称を持つことになるのかもしれません。

新型マツダCX-5「ニューグランド」

「ニューグランド」は見たところややアウトドア風味の仕様を持ち、シルバーアンダーガード風のフロント・リアバンパーおよびドアガーニッシュ、ブラックドアミラー、ライムグリーンアクセントのフロントグリル、17インチ~19インチサイズのホイールなどを採用。

2022-Mazda-CX-5-facelift-43

このボディカラーは新色の「ジルコンサンド」。

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こういった「ベージュ系」はホンダ、日産、スバルが採用することがあったものの、マツダは「ニュアンスカラー」よりも無機質なカラーを好むことが多く、近年ではこういったボディカラーを設定していなかったこともあって、かなり新鮮に見えますね。

Mazda-CX-5 (12)

インテリアでは、ライムグリーンのステッチを施したスエード調のシートとエアコンルーバーの組み合わせ。

これらも今までのマツダに見られない仕様だと思います。

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なお、フロアボードの側面には防水加工が施され、「濡れたものを積んでも支障がない」仕様を持つ、と紹介されています。

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新型マツダCX-5「スポーツブラック」

そしてこちらは「スポーツブラック」。

フロントグリル、シグネチャーウイング、バンパー下部、ホイールアーチ、ドアガーニッシュ、ドアミラーをスポーティなグロスブラック仕上げとしてコントラストを強めることに(グロスブラックのホイールアーチがカッコいい)。

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19インチアルミホイールにはブラックメタリック塗装が施され、フロントグリルにはレッドのアクセント。

マツダはこれまで全体的な統一感を重視し、(このグリルのアクセントのように)ディティールを強調する例が少なかったものの、今回の新型CX-5では今までにない試みが内外装に多く見られ、変化自体は小さいものの、その印象、なによりマツダの考え方が「大きく変わった」ことを感じさせます。

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インテリアではブラックレザーのシート、ステアリング、シフトレバー、ドアパネルにはレッドステッチが施されていることが特徴。

2022-Mazda-CX-5-facelift-31

新型マツダCX-5「GTスポーツ」

そしてこのGTスポーツは、”ワンカラー”で統一されたエクステリアにより、魂動デザインによるダイナミックなフォルムの美しさを表現しており、より都会的な印象を当てるグレード(ある意味では、一番マツダらしい)。

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ブライトシルバーの19インチアルミホイールには鮮やかなグロス塗装を施し金属の質感を高めているといい、マツダの推進する「プレミアム」を視覚的に表現するモデルだと言えるかもしれません。

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インテリアでは、ナッパレザーの滑らかな触感と本杢の贅沢な質感を表現しており、いっそうの高級感を演出しているようですね。

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新型マツダCX-5のドライブトレーンには変更なし

今回発表された新型マツダCX-5について、ドライブトレーンには「変更なし」。

ただし市場によっては微妙な変化があり、米国市場においては4WD(i-Active AWD)が全車標準となる模様。

そのほかの部分で「改良」されたと報じられているのは「乗り心地や疲労感の低減」「砂利道などの荒れた路面を走行する際のロードノイズを大幅に低減」「ワイヤレスQiスマホ充電トレイを採用」「2ピースのリバーシブルロードスペースフロアボードとテールゲートシルを同じ高さに変更」「i-Activsenseにクルージング&トラフィックサポート”CTS”を追加」「アダプティブLEDヘッドライト”ALH”も進化」といった内容。

現時点では新型CX-5の価格や使用詳細については発表がなく、しかしマツダは「今秋に追加発表を行う」とコメントしています。

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参照:MAZDA

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