| リトラクタブルヘッドライトもバッチリ再現 |
さて、プラモデルメーカーの「タミヤ」がA70スープラのプラモデル(1/24スケール)を2/22に発売。
タミヤはすでに80スープラ、A90スープラを発売していて、今回あわせてセリカXX(北米での60スープラ)も発売したため、2代目から最新モデルの5代目スープラまでもを揃えることが可能に。
このたび発売されたのは「トヨタ スープラ3.0GTターボ(2,750円)」で、ドアミラーやワイパー、ダッシュボードは「北米仕様」も付属しています。
リトラクタブルヘッドライトもしっかり再現
あのタミヤだけに、忠実にスケールダウンされたのはもちろんディティールにもこだわりが見られ、リトラクタブルヘッドライトもちゃんと再現。
ただし開閉は不可能で、「格納状態」「ポップアップ状態」どちらかを選んで組み立てる必要があるようですね。
全長は194ミリ、全幅78ミリ、全高54ミリというサイズを持っています。
その他の”スープラ”はこんなラインアップ
そして北米では「60スープラ」、日本では「セリカXX」を名乗っていた「トヨタ セリカXX 2800GT」も新たに発売(2,750円/3月28日頃発売)。
初代スープラでもあるA40/50スープラ後継としての登場で、1981年~1986年まで販売されています。
こちらは70スープラとは異なって「国内仕様のみ」でしか組み立てができず、したがって「スープラ仕様」とはできないのがちょっと残念。
なお、”フェンダーミラー仕様”というところを見ると、1981~1982年モデルを製品化したということになりそう(ドアミラーは1983年まで認可されなかった)。
ヘッドライトについては、70スープラ同様、格納状態もしくはポップアップを選択でき、当時っぽい髪型を持つドライバー人形も付属。
全長は195ミリ、全幅74ミリ、全高52ミリです。
そしてこちらは80スープラ。
実車は70スープラの後継として1993年に発売されていますが、映画「ワイルド・スピード」にて故ポール・ウォーカーがドライブしたことで人気が沸騰し、「スープラ」の名を不動のものとしています。
こちらの発売は1993年で、現在の価格は2,750円。
ボンネットはヒンジにて開閉ができ、3リッター直6ツンターボエンジンも再現されており、左ハンドル仕様、つまり北米仕様としても組み立てが可能です。
GRスープラは2019年12月に発売され、価格は4,180円。
他のモデルに比較してかなり価格が高くなっていますが、その理由としてはシャシー裏まで立体パーツで再現したこと、Aピラーやフロントグリル等を別体パーツとしたこと、特徴的な2トーンホイールを2ピース構成にて再現したことなどが影響しているようです。
ほか、インテリアで「レッド」にペイントする可能性があるパーツの成型色をホワイトとするなど、塗装や組み立てのしやすさにもこだわっているようですね(ブラックの上からレッドを直接ペイントすると、鮮やかな色を再現しにくい)。
全長183ミリ/全幅85ミリ/全高54ミリ、そして日本仕様はもちろん、北米仕様、欧州仕様としても組み立てることが可能です。
ほか、タミヤは86(ストリートカスタムもある)、セリカ(SS系、ST20系)も発売しています。
タミヤは日産GT-R各世代も販売中
タミヤはスポーツカーラインアップにも力を入れていて、各世代のGT-Rも発売中。
R32 GT-Rはもちろん、
R33 GT-Rも。
さらにはR34 GT-R、
R35 GT-Rまでが1/24サイズのプラモデルとして揃います。
タミヤは「スポーツカー好き」
そしてその他のスポーツカーだと初代/現行ホンダNSX、スバル・インプレッサ、ポルシェ911/ボクスター、ホンダS2000、日産フェアレディZ、メルセデス・ベンツSLRマクラーレンといったクルマも。
さらには多くのレーシングカーも発売しています。
マツダ・ロードスター(ND)についてはすでにオープンモデルが発売され、今回新たにロードスターRFも3/28に登場予定。
ちなみに価格は3,520円に設定されていて「ちょっと高め」ですが、直近のモデルは上のA90スープラ同様、内外装はもちろん、車体裏面や組み立てやすさにまでこだわったことが理由のようですね。
こんな感じで車体裏面まで忠実に再現されていますが、このリアルさを見るに、チューニングやカスタムの参考としても使えそうなレベルだと思います。
VIA:TAMIYA