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日産が2022年モデルのGT-R NISMO / GT-R NISMO Special editionの価格を発表、そして同時に「オーダー受付を停止したのでもう買えない」と発表!そんな殺生な・・・

日産が2022年モデルのGT-R NISMO / GT-R NISMO Special editionの価格を発表

| もしかしたらもう2023年にはGT-Rが存在しないかもしれない |

ちなみに通常版GT-R(R35)のオーダーも停止されているが、こちらは新しいイヤーモデルが投入されるらしい

さて、日産は本日「NISSAN GT-R NISMO」2022年モデルと「NISSAN GT-R NISMO Special edition」2022年モデルの価格を発表しましたが、それと同時に「予定販売台数が全部完売したためオーダー受付を停止した」とアナウンス。

ちなみにプレスリリースの一行目が「発売」、そして2行目には「完売」が述べられるという、「えぇ・・・」という血も涙もない内容となっています。

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NISSAN GT-R NISMO Special editionが予約注文の99%を占める

日産によると、今年の4月14日に「NISSAN GT-R NISMO」の発表を行った後、3ヶ月で300台をこえる予約注文を受けた、とのこと。

なお、2022年モデルの「NISSAN GT-R NISMO」には、ベースグレード(2420万円)とスペシャルエディション(2464万円)とがあり、予約受注の99%がスペシャル・エディションなのだそう。

加えて、スペシャルエディションの約半数は専用色の「NISMOステルスグレー」だといいますが、この数字を見る限りでは、もっとも希少価値が高くなくてはならない「NISMOステルスグレー」の台数がもっとも多く、反面ベースグレードのGT-R NISMOはわずか3台しか存在しない「超希少車」ということに。

2022年モデルのGT-R NISMOはこんなクルマ

まず、GT-R NISMOについて、日産は下記のとおり説明を行っています。

日産のモータースポーツ活動、NISsan MOtorsportsに由来するNISMO。
グローバルモータースポーツに参戦して60年余り。
日産ワークスチームは、世界のレースで数々の輝かしい成績を残してきた。
NISSAN GT-R NISMOは、日産ワークスNISMOが最先端のレーシングテクノロジーを惜しみなく投入したロードバージョン。
その圧倒的なパフォーマンスに、レスポンスに優れたターボチャージャー、圧倒的な制動力とコントロール性を発揮するカーボンセラミックブレーキ、そして、軽量化に貢献するカーボン製ルーフ、カーボン製エンジンフード、カーボン製フロントフェンダーを採用するなど、「走る」「止まる」「曲がる」の能力を徹底して高めてきた。

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このGT-R NISMOの2022年モデルが「4月に発表され、現時点ですでに完売した」ということになりますが、やはり目玉は「高精度重量バランスエンジン部品、クリヤー塗装 NISMO専用カーボン製エンジンフード、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール(レッドリム加飾)、アルミ製ネームプレートなどを採用した」NISSAN GT-R NISMO Special edition。

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GT-R NISMOは軽量化と剛性向上に注力

そこで2022年モデルのGT-R NISMOを見てゆくと、これまでの進化の歴史がぎっしり詰まった内容となっていて、フロントフードやトランクリッド、フロントフェンダー、ルーフ、ウイングなどはカーボン製。

重心が高いパーツ、そして重量が集中するフロントをメインに軽量化を行っているところが「本気」ですが、軽量化だけではなくボディ剛性向上にも注力しており、GT-R NISMOではボディ接合に構造用接着剤を使用する「ボンディングボディ」を採用しています。

さらにはフロントウインドウフレームの強化による車体前部の強化、車体前後での変形量の差を抑えるなど、これまたマニアックなチューンが採用されることに。

もちろんエアロダイナミクスにも抜かりはなく、フロントだとカーボン製バンパー、リアだとカーボン製ウイングによって強大なダウンフォースを発生し、前後バランスの最適化、4輪の接地荷重変動を抑えるといった効果もある模様。

GT-R NISMOのエンジン出力は600馬力

もちろんNISMOの手はエンジンにまでも及んでおり、ターボチャージャーはNISMO専用GT3スペック。

加えてECUの変更にて600PSを発生しますが、このエンジンはFUJITSUBO製チタンマフラーと組み合わせられています。

このハイパワー化にあわせてブレーキも強化され、専用のカーボンセラミックディスクが与えられるほか、ブレーキそのものの高剛性化も行われているようですね。

ホイールにはレイズ製鍛造アルミ(リム外周には溝とNISMOロゴが彫られ、レッドとホワイトが流し込まれている)、タイヤは専用開発のダンロップ製で、トレッドパターンや組成が最適化され、空気抵抗すら低減されている、とのこと。(フロントは255/40ZRF20、リヤは285/35ZRF20。リアは意外と細い)。

さすがはレーシングファクトリーがじきじきにチューンするとあって「モータースポーツ直結の」技術、そしてこだわりが込められているクルマだと言えそうです。

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参照:NISSAN

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