レクサスがまたまた奇妙なテストを敢行！「マイナス18度の冷蔵庫にレクサスLC500コンバーチブルを突っ込んで室内の快適性を証明する」

｜　レクサスはこれまでにも様々な「奇行」を行っている　｜

ただし今回は実用的な「実験」

レクサスがLC500コンバーチブルの快適性を示すため、英国ベッドフォードシャーにあるミルブルック試験場の巨大冷凍庫にクルマを入れるという実験を敢行。

テストにあたってはまずルーフをオープンにし、その後ボディ表面に水をスプレーして薄い水の膜を作ったうえで−18度の冷蔵庫の中に入れ、一晩中クルマを放置することに。

この温度は「ゴムが凍るほどの寒さ」だといいますが、一般的な車輌の寒冷地評価に用いられる気温だともいい、しかし「オープン状態」でもちゃんと快適性を維持できるかどうかというのが今回の評価の目的だったようですね（一般的な車輌評価に用いられる項目といえど、通常はオープン状態でのテストは行わない）。

テスト中はクルマの機能をオンに

なお、テストの詳細については語られていないものの、見たところではエアコンをONにしているようですね（そうでないとテストの意味がない）。

そして、エアコンをONにしているためか、インテリアには霜が降りていないのに対し、フロントウインドウは霜でびっしり。

そして外観を見てみると、こんな感じでフロントは完全に凍りついているようです。

リアも完全にフローズン。

一方、車体は完全に「氷漬け」

ボンネットやテールパイプも完全に凍っているところを見るに、エンジンはかけず（なんせ冷蔵庫の中なので）、エアコンなどの電装系のみを稼働させているようですね。

フロントシートやステアリングホイールはヒーターによって守られているようですが、後部座席は残念ながらこんな感じで凍っているものの、もともとこのクルマは後部座席の快適性を云々するタイプではないので、フロントシートが快適であればそれで十分なのだと思います。

いずれにせよ、これだけ車体が凍りついてしまうような環境において、フロントシートがまったく凍らずにいるというのは驚くべきことで、今回のテストはレクサスの語るとおり「成功」ということになりそうです。

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ちなみにレクサスはそのブランドイメージとは裏腹に奇っ怪なプロモーションを行なうことでも知られ、これまでにも「IS風のスニーカー」「ホバーボード」「ボディ前面に釘を貼り付け」「アメリカ西海岸の調味ソース（シラチャソース）とのコラボ」など様々な活動を行っています。