今年の日本自動車大学校の目玉は「GR GT3」らしい！東京オートサロンに向け86ベースのGR GT3を製作中

｜　はじめはちょっとキワモノかと思ったが最近ではその新作がちょっと楽しみになってきた　｜

しかも今回のGR GT3 コンセプトはかなり完成度が高そうだ

さて、トヨタは1年前の東京オートサロンにて「GR GT3 コンセプト」を公開していますが、これは今のところ「実現してない」クルマです。

ただし今回、おなじみのNATS（日本自動車大学校）がトヨタ86をベースにGR GT3風のクルマを制作すると発表し、その過程の画像を自身のFacebookページへと公開することに。

NATSはこれまでにも様々なコンセプトカーを発表

なお、このNATSはこれまでにも様々なカスタムカーを制作・展示しており、以前にも86ベースのランボルギーニ・ウルス風のピックアップトラック、マツダRX-7ベースのRX ヴィジョン コンセプトを製作したことも。

そして今回はトヨタ86をベースにGR GT3 コンセプトを製作することとなったわけですが、画像を見るとけっこうカスタムの範囲は広く、フロントだとGR GT3 コンセプトのロングノーズを再現するためかフロントにサブフレームを新設しているもよう。

インテリアだとフルロールケージが組まれバケットシートも装着済み。

これを見る限りだと、ほぼレーシングカーのようなクルマとなるのかもしれませんね。

リアはディフューザーやテールランプ含め、なかなかに「それっぽい」仕上がりを持っていて、その再現度はこれまでにNATSが製作してきたいかなるカスタムカーよりも「高いレベル」にあるのかもしれません。

さらにNATSは、GR GT3コンセプトの外観にふさわしいパフォーマンスを与えるためにパワートレーンにも手を入れるといい、GReddy製ターボキットにGreddy製エキゾースト、T-demand製ブレーキとエアサスペンション、トーヨー製セミスリックタイヤを装着したSSRホイールなどのアップグレードが施されるもよう。

こういったカスタムカー製作が報じられるようになった当初こそキワモノ扱いされたNATSですが、最近ではその技術と真摯な取り組みが認められるようになり、いまやひとつの「東京オートサロン名物」となったようにも思います。

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参照：NATS（Facebook）