>ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA) ■バイク/自転車

ホンダがモトコンポの後継モデル「モトコンパクト」発表。ハンドル等を折りたたんでブリーフケース状に変形し家庭でも充電可、お値段約15万円

2023/09/16

ホンダがモトコンポの後継モデル「モトコンパクト」発表。ハンドル等を折りたたんでブリーフケース状に変形し家庭でも充電可、お値段約15万円

| 日本での販売については言及されていないが、乗るあてがなくとも欲しくなってしまう |

本当にこのクオリティが再現されていれば「非常に高いコストパフォーマンス」を持つと断言できる

さて、ホンダがモトコンポの後継モデルとも言える「モトコンパクト」を発売。

ただしモトコンパクトは(モトコンポに積まれていた)ガソリンエンジンのかわりに0.66馬力を発生するエレクトリックモーターを搭載するエレクトリックバイクで、最高速は時速25キロ、航続可能距離は約20キロ(乗る人の体重によってかなり変化がありそうだ)というスペックを持っています。

なお、ホンダは2020年にこの「モトコンパクト」の商標を出願していますが、ついにそのモトコンパクトが発売されたというわけですね。

ホンダ・モトコンポ復活?ホンダが「モトコンパクト」の商標を登録し、車載可能な電動バイクを発売するのではと話題に

| モトコンポは商業的には失敗だったが、イメージ的には成功だった | ホンダが7月23日付で「モトコンパクト(Motocompact)」の商標を登録したことが判明。現時点ではこれが何なのかは不明ではあ ...

続きを見る

ホンダ・モトコンパクトはこんなバイク

このモトコンパクトはかつてのモトコンポのように「車載可能」「収納可能なハンドルバー」といった装備を持っており、すべて折りたたむとこんな感じ。

1179969

そして家で充電したり・・・。

2

クルマのトランクに載せることも可能です。

ちなみにこのモトコンパクトはオハイオ州とカリフォルニア州拠点のホンダのエンジニアによって設計・開発され、32件の特許を取得しているそうですが、面白いことに「積み重ね」ができるので、複数のモトコンパクトをトランクに(積み重ねて)収納することもできるわけですね。

3

折りたたんだ状態だと長さ約74センチ、高さ54センチ、幅9.5センチですが、展開すると長さ97センチ、高さ85センチ、幅44センチ、そしてシート高は62センチ。

1179959

真横から見るとこう。

1179967

ハンドルバーとサドルが飛び出すほか、後輪も後ろ側に展開するもよう。

1179961

内部構造はこう。

バッテリー容量は6.8Ahです。

1179960

なお、車体重量は「かなり」軽く仕上がっており、なんと普通の自転車よりも軽量な8.5kg。

1179998

乗車するとこう。

1179971

標準装備として(もちろん)ハンドルバーやシート、フットペグ、さらにはデジタル速度計と充電ゲージ、各種灯火類や走行モードを調整するスマホアプリなどがアナウンスされています。

見たところウインカーは内蔵されていないようなので、日本で走行するには別途ウインカーを取り付ける等の改装が必要となるのかもしれません。

1179973

ホンダ・モトコンパクトのディティールはこうなっている

そしてこのホンダ・モトコンパクトのディティールを見てみると、なかなかに良くできていて、ボルトヘッドがラウンドしマットグレーフィニッシュとなっているほか、各パーツの面取りもしっかりなされています(本当にここまでのフィニッシュを持っていたら大したものだと思う)。

1179968

各パーツのクオリティもハイレベル。

1179963

デザインと品質とのバランスが非常に優れており・・・。

1179962

ケーブル類が車体に内蔵されるなどクリーンな外観を保つための配慮もなされているようですね。

1179964

サドルの固定方法やサスペンションも秀逸。

アメリカン・ホンダモーターR&D事業部副社長のジェーン・ナカガワ氏によれば、「モトコンパクトは、ホンダ独自の製品であり、ホンダの電動化戦略を表現する最新のメンバーであると同時に、楽しく、革新的で、予想外の一面を見せる製品です」とのこと。

1179965

このモトコンパクトは11月より北米のホンダおよびアキュラディーラー、さらには公式オンラインストアで販売され、その価格は995ドル(現在の為替レートにて147,000円)。

正直「かなり」安い価格設定だと言ってよく、以前にホンダの社内ベンチャーから誕生した電動スクーターの「26万円」よりも随分お求めやすい設定です。※現時点で日本での販売については言及がない

1

ホンダ・モトコンパクトを紹介する動画はこちら

合わせて読みたい、関連投稿

3Dデザイナーがホンダ・モトコンポXL発表!かつてのモトコンポとは異なりフルサイズのバイクなるもボクシーなスタイルは健在
3Dデザイナーがホンダ・モトコンポXL発表!かつてのモトコンポとは異なりフルサイズのバイクなるもボクシーなスタイルは健在

| ホンダはモトコンポの現代版を発売する可能性があるとも見られているが | エレクトリック時代になると、バイクの形はクルマ以上に変わりそうだ さて、3Dアーティスト、アラン・ウィリアムズ氏が「ホンダ・ ...

続きを見る

モトコンポみたいなの出た。その名も「モトチンプ」、フル電動で最高時速30キロ、走行可能距離は60キロ

| もちろんモトコンポとは関係がない | ホンダがかつて発売していた「モトコンポ」みたいな電動バイク、「 Motochimp 」が登場。全長1076ミリ、幅614ミリというコンパクトなサイズでリチウム ...

続きを見る

ホンダが社内ベンチャーから誕生した電動スクーター「ストリーモ(Striemo)」を発表!新会社も設立、価格26万円 / 限定300台にて先行抽選販売受付中
ホンダが社内ベンチャーから誕生した電動スクーター「ストリーモ(Striemo)」を発表!新会社も設立、価格26万円 / 限定300台にて先行抽選販売受付中

| ちょっと高いような気もするが、なかなかに面白い乗り物だと思う | 日本だとストリーモは第一種原付扱い、登録や乗車時のヘルメットが必要 さて、ホンダが事業創出プログラム「IGNITION(イグニッシ ...

続きを見る

参照:Honda

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA), ■バイク/自転車
-, , , ,