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ランボルギーニ・ウラカンのインプレッション。センターコンソールのスイッチについて

2015/12/06

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ランボルギーニ・ウラカンのセンターコンソール。
ここも他の車とは異なる部分で、独特の操作方法を要するところ。

有名ドコロでは、上のスターターボタン。
赤いフリップを開け、スタートボタンを押してエンジンを始動(ブレーキペダルを踏みながら押すと始動。ブレーキペダルを踏まずにこのボタンを押せばACC電源がONになり、インスツルメントパネルが起動)します。
なお説明書によると正しいエンジンの始動方法は1スターターボタンを押して計器類をオンにする、2ブレーキペダルを踏んでもう一度スターターボタンを押してエンジンを始動、とのこと。
ぼくは今までイキナリエンジンを始動させていましたが、次回からは計器類を起動させてからエンジンを始動させようと思います。

その下にある大きな「R」と記載されたレバーはリバースで、これを引くとギアがリバースに。
停止時は(オートモードの場合)ギアが1速にあり、そこからイキナリRを引いても構わないようですが、ぼくはいったんギアをNに入れてからリバースに入れるようにしています。

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「P」はパーキングモード。
このモードに入れておかないと車を降りてもドアをロックすることができません。
たとえば車を停止させ、「N」に入れてエンジンを切り、車を降りて外からリモコンでロックしようとしてもロックできない、ということですね。
なおパーキングブレーキも電動式ながらスイッチをこの「P」とは別に押して動作させる必要があります。
なぜこのような仕様になっているかというと、洗車機などに入れる時のことを考えているとのことで(北米の要望?)、車を外部から(ローラーなどで)動かすことを想定しているようですが、Nのままエンジンを切ると、20分間はパーキングモードに入れることができなくなる、と説明書にあります。
※説明書によると、運転席ドアを開くと自動的にパーキングモード作動、とありますがどういった動作になるのかは不明

よって駐車時には、パドル操作でN→Pを押す→パーキングブレーキスイッチ(P)を引く、という動作が必要です(駐車する場合はNのまま車外に出るとロックできない)。
面倒であれば、停車して(ギアが1速に入っている時に)そのままエンジンを切れば自動的にパーキングモードに入るようですね。
ちなみにNに入れる動作はエンジンが動いている時のみ可能。

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独立したレバーで「P」とあるのがその電動式パーキングブレーキで(Pが二つあるのでややこしいですが。正式名称エレクトロメカニカル・パーキングブレーキ)、これを引いてパーキングブレーキ作動、押して解除。
作動させるにはインスツルメントパネルがオフ(ACCオフ)でも可能ですが、解除するにはインスツルメントパネルがオンになっている必要があります。
なおパーキングブレーキがかかっている状態でアクセルを踏めば自動で解除となるのはほかの車と同様ですね。

「M」はマニュアルで、これを押すと変速がマニュアルモードに。
ANIMAにおいて「ストラーダ」を選んでいる場合、変速は自動(AUTOMATICO
)になるため、手動変速(MANUALE)に切り替えたい場合はこのボタンを押します(パドル操作でもマニュアルシフトが可能ですが、その場合は一定時間操作がないと自動変速に戻る。この”M”を押すと自動変速には戻らない)。
もう一度押すと自動変速モードへと復帰。
なお「スポーツ」でも自動変速と手動変速両方を使用できますが、「コルサ」では手動変速=マニュアルモードのみ。

こんな感じでややこしくはありますが、何も知らなくてもなんとなく乗れてしまうところがイタリアのおおらかさです。
ただ、しっかり説明書は読んでおいたほうが無用のトラブルを避けることができそうではありますね。

関連投稿:ランボルギーニ・ウラカンのインプレッション。センターコンソールのスイッチについて(2)

 

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ランボルギーニ・ウラカンのセンターコンソールについて。
上部にはトグルスイッチ風のレバーとガードが並び、これはガヤルドから継続されているデザイン(ただし近代的になっている)ですね。

左端と右端はウインドウの上下。
ウインドウを下げるのにはこのスイッチを押し、ウインドウを上げるのにはスイッチを引きます
す。

左から二番目はフロントリフター。
これを手前に引くことで車高(フロントのみ)が50ミリほど上がり、ロードクリアランスが大きくなります。
ただ、注意する必要があるのはフロントが上がると(シーソーのように)リアが下がること。
よって、フロントを上げたままでバックしたりすると、「当たらないはずの」タイヤ止めにリアディフューザーがヒットしたりするので要注意。
これは時速30キロ以下のときのみ作動可能。もういちど引くと(もしくは時速30キロ以上で走行すると)車高が元に戻ります。

その右横はESC(電子安定性制御システム)オフのスイッチ。
引くとオフになりますが、これはよほど腕に覚えがないと触るのは危険。
よってぼくはノータッチです。

真ん中はハザード。
手前に引くと点滅、もう一度引いて解除。
もしくは押しても点滅、もう一度押しても解除。
ハザードの右はパーキングセンサー。
通常はパーキングセンサーは作動状態なので、このスイッチを引くとパーキングセンサーが解除に。

右から二番目はアイドリングストップのオン/オフ。
通常はオンになっているので、これを手前に引くとオフにできます。
スイッチによっては「引く」ことしかできないものと「押す・引く」両方の動作があるもの、また押しても引いても同じ動作をするものがあり、未だに操作に悩むことがあります(押してもだめなら引いてみるだけですが)。

トグルスイッチの下はエアコン関係。
エアコンのオン/オフや風量など機能は普遍的なものですが、まずは操作したいもの(風量など)を選んでダイヤルで強弱などを調節するという操作方法。
モードを選ぶと、センターコンソール上段に有るディスプレイの表示が変化し、該当モードの状態を表示します。
一定時間操作しないともとの表示に戻るようですね。

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その下はカーナビゲーション・システム、オーディオ関係の操作。
これらの操作を行うとメーターパネルにステータスが表示されるので、それを見ながら操作を行います。
これは最新のアウディ(TTなど)に採用されるものと同様ですね。

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ランボルギー二・ウラカンのインプレッション。内装でちょっと困るところ

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ランボルギーニ・ウラカンの内装でちょっと困るところ。
操作性においては問題はないのですが、デザイン上の理由でウラカンのセンターコンソール上面はピアノブラックとなっています。

この部分について、乗っているうちに埃がけっこうたまったり、指で触れると指紋が残ったりします。
そしてそれらが目立つのがちょっと気になるところ(ウラカン発表時のスタジオ撮影画像でもこの部分には指紋が残ったままとなっていたほど)。
ピアノブラック塗装自体はけっこう強く、埃や汚れをふき取っても傷つかないところは良いので今のところ気がついたときに拭くようにしていますが、埃や汚れは仕様上「やむをえない」ところですね。

ただ、じゃあどういった仕様であれば埃が目立たないのか?というと有効な回答もなく、デザイン性を考えるとこれで良かったんだろう、とも思います。

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