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ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoが「月面着陸50周年」を記念しアポロカラーに。そのほか月面車のレプリカを作る会社が登場するなど、アメリカではアポロフィーバー中

2019/07/25

| 「アポロ・ウラカン」は1戦のみの登場。ホワイト✕ブラックがけっこうシブい |

マグナス・レーシングはランボルギーニ・ウラカン GT3 EvoにてIMSAウエザーテック・スポーツカー選手権を戦っていますが、「1戦だけ」限定にて、アポロ11号の月面着陸50周年を記念した「アポロ11号」ボディカラーへと変更しレースに挑む、と発表。

正確に言うならばアポロ11号、そしてニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズら宇宙飛行士を乗せて月へと向けて飛び立った「サターンV」ロケットのカラーをラッピングにて再現した、ということになります。

今でもアポロ11号が人類史にのこる偉業

マグナス・レーシングによると「この記念すべきイベント(アポロ11号の50周年記念)に敬意を表し、なにか特別なことをしたかった」ということですが、今年は月面着陸50周年ということでアメリカではけっこう盛り上がっており、映画「ファースト・マン」が公開されたり、というのは記憶にあたらしいところ。

ただ、ぼくの知る限りだと「ロケット」を車体に反映したレーシングカーは他に例がなく(戦闘機モチーフはけっこうありますが)、かなり珍しい試みでもありますね。

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他にも月面着陸にちなんだ行動を起こしたメーカーが

そしてスリーホイーラー「スリングショット」で知られるポラリスは、なぜか月面車のレプリカを作成。
ちなみに「スリングショット」はこういった過激なクルマで、なぜポラリスが月面車に興味を示したのかはまったくの謎です。

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そしてポラリスはこの月面車(Lunar Rover Vehicle=LRV)を製作するにあたり、US Space and Rocket Center (USSRC)の協力を得て実際の月面車を採寸しており、寸分たがわぬ月面車を作ることに成功。
これは実際に走行することも可能だとされますが、アメリカでは「月面車を作ってしまう人々が出てくるほど」月面着陸が盛り上がっているということですね。※実際に月面車が月に送られ走行したのはアポロ15号のミッションで、1971年のこと

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なお、この月面車は「ポルシェが設計」しており、実際に製造を担当したのはボーイング。
思わぬところでポルシェが活躍していた(月にまで行った)ということになりますが、この月面車は単独ミッションにおける記録「4時間26分、36キロ走行」を持っており、これは旧ソビエトのルノホート1号、ルノホート2号、そして中国の月兎号も及ばないところです。

「今後」の話になると、アウディは「ルナ・クワトロ」を月面に送り込む計画を持っており、そのほかにはトヨタがJAXAと共同して月面車を開発する、と公表していますね。

このアウディ・ルナ・クワトロは映画「エイリアン:コヴェナント」にも出演しています。

トヨタが「40系ランクル」の顔を持つ月面車「有人予圧ローバ」計画を発表!「ランクル品質」がついに宇宙へ

VIA:Motorsport.com

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