イメージカラーは4層ペイントの「Velde Selvans」
つい先日「ウラカンEVO」を発表したばかりのランボルギーニですが、今回はそのオープンモデル「ウラカンEVOスパイダー」を発表。※ウラカン・スパイダーの後継(フェイスリフト/マイナーチェンジ)モデル
これまでの「ウラカン・スパイダー」同様に電動ソフトトップを採用し、時速50キロまでであれば開閉が可能。
そして開閉にかかる時間は17秒だとアナウンスされています(これはウラカン・スパイダーと変わらない)。
すでにランボルギーニ・ジャパンではウラカンEVOの情報が公開され、その価格が32,827,602円(税抜き)であることも発表されています。
ウラカンEVOスパイダーの主な機能はクーペ版「ウラカンEVO」同様
エンジンはウラカンEVOと同じく5.2リッター自然吸気V10を採用し、その出力は640馬力。
車体重量は1542キロでパワーウエイトレシオは2.41、0-100キロ加速は3.1秒、最高速度は325km/h。
車体重量はウラカンEVO(クーペ)に比較すると120キロ重く、0-100キロ加速は+0.2秒、そして最高速は同じ。
マクラーレン720Sとそのオープン版である720Sスパイダー、フェラーリ488GTB/488スパイダーはそれぞれ「クーペとオープンとでは運動性能(加速性能)が同一」ではありますが、ランボルギーニの場合は伝統的にオープンモデルのほうがやや加速性能が劣るようです。
なお、フェラーリそしてマクラーレンの場合、オープンモデルのルーフは「リトラクタブルハードトップ」を採用し、車体重量もクーペに比べて+60キロ前後に収まっており、ここもランボルギーニのオープンモデルとは異なるところ。
ただ、ランボルギーニの場合はオープンモデルにおいてはクーペ同様のエクストリームな走行を標榜しているわけではなく、ソフトトップを採用していること、そしてこれまでのプロモーションビデオを見ても分かる通り「ライフスタイル寄り」という位置づけなので、これは単に「考え方の違い」だと言えそう(マクラーレンの場合は、オープンモデルであっても、走行性能を犠牲にしないという考え方が第一義として存在する)。
なお、ウラカンEVOスパイダーの特徴についてはクーペと同じく下記の通り。
- 出力が640馬力へ(エンジンは5.2リッターV10自然吸気)
- 0-100km/h加速は3.4秒から3.1秒へ
- 新デザインの外装を採用
- 新デザインのホイール「Aesir(20インチ)」を採用
- インテリアには8.4インチタッチスクリーン「HMI」装備
- ドライビングダイナミクス集中管理システム「LDVI」装備
- ダウンフォースはウラカンの5倍
- 後輪ステアリング「LAWS」装備
今回、ランボルギーニがウラカンEVOスパイダーの発表に際して用意されたボディカラーは「Velde Selvans」で、これは4レイヤー塗装だとアナウンスされています(おそらく新色)。
ホイールはウラカンEVO同様、「Aesir」20インチが装着されていますね。
前後バンパーのデザイン、そして「LPI=ランボルギーニ·ピアッタフォルマ·イネルツィアーレ (ランボルギーニ慣性プラットフォーム)」、「LDS=Lamborghini Dynamic Steering(ランボルギーニ·ダイナミック·ステアリング)、「LAWS=Lamborghini All-wheel Steering(ランボルギーニ·オールホイール·ステアリング)」、「LDVI=Lamborghini Dinamica Veicolo Integrata(ランボルギーニ·ディナミカ·ヴェイコロ·インテグラータ)」といった機能面についてもウラカンEVOに準じています。
ウラカンEVOのインテリアはこうなっている
インテリアについてもウラカンEVO同様の変更が与えられ、8.4インチサイズのインフォテイメントシステム、そして(おそらくオプションですが)ランボルギーニが開発したカーボン調テクスチャを持つ「Carbon Skin(カーボンスキン)」も選択可能。
そのほかコントラストカラーを中心とした「EVOトリム」デザインも与えられ、外装同様に見た目、機能ともに一新されているようですね。
なお、画像を見るにシート健常が若干変更され、座面先端部の中央が「えぐれて」いるようですね(これはかなりスーパーカーっぽい)。
参考までに、ウラカンEVOスパイダーの欧州価格は202,437ユーロ(税抜き/役2550万円)、米国では287,200ドル(税抜き/3175万円)、中国では3,650,000元(税込み/6022万円)。
VIA:Lamborghini