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公式じゃないけどカッコイイ!マツダのスーパーカー「マツダ9」がデザイナーによって発表される

2020/03/16

| 斬新なデザインだが、よくよく見るとマツダっぽい |

さて、100周年を迎えて「何か新型車を発表するのでは」と言われているマツダ。
ちなみにマツダはジュネーブ・モーターショーにて記念展示を行う計画を持っていたものの、ジュネーブ・モーターショーの開催自体が中止になったのでその記念展示も流れることに。

そして多くの自動車メーカーが同様に「ニューモデル発表の場」を失ってしまい、よってオンライン、もしくは本社にて「単独モーターショー」を行っている、というのが現在の状況です。

祝:マツダ100周年!マツダ社長がお礼を述べ、「ジュネーブで記念展示を行う」と発表。3月に新型車サプライズ発表なるか

そこでデザイナーは「マツダ9スーパーカー」を考えた

そして今回、インダストリアルデザイナーのジョセフ・ロビンソンさんが考えたのが「マツダ9スーパーカー」。
マツダが独自のデザイン言語を採用し、日本文化を取り入れたカーデザインを行っていることをリスペクトし、「ロータリーエンジンとエレクトリックモーターを組み合わせたハイブリッドスーパースポーツを作るべきだ」という提案を行っています。

そしてこのマツダ9は、「ハイパーカークラス」に参戦しうるだけのパフォーマンスを持ち、かつプレミアムカーセグメントで存在感を発揮しうる豪華さを持つ、という設定。

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スタイルとしては「ワンモーション」、いわゆる一筆書きにてフロントから後ろまで一本の澱みない直線にて構成されたプロポーションを持っています。
フロントはマツダ3やCX-30などの新世代商品にも通じる、「ボンネット上面からフロンロバンパー先端まで延長したライン」を持っていて、かつ細く切れ長のヘッドライトが与えられるなど、現行のマツダ車にも通じる印象を受けることに。

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キャビンはバブル形状、そして見たところドアの開閉はディへドラル方式もしくはガルウイング。
なお、マツダのエンブレムは通称「かもめマーク」とも言われますが、これはMAZDAの「M」、そして未来に羽ばたく羽根をイメージしているといい、その意味でもガルウイングを実際に採用して欲しいところ。※ガル(GULL)はかもめの意

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面白いのは、リアも「フロントを反復したデザインを持つこと」。
これは現在のマツダには見られないデザイン的傾向ではあるものの、うまい具合に収まっていると思います。
テールパイプの位置からすると、このマツダ9スーパーカーはミドシップレイアウトを持つようで、となるとエレクトリックモーターはフロントタイヤを駆動することになりそう。

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マツダはスポーツカーもしくはスーパーカーを発表する?

やはり気になるのが「マツダは実際にスポーツカーやスーパーカーを発表するのか」。
多くの人がこれを待ち望んでいて、マツダの丸本明社長も「車内で待望論があるのは承知している」とコメントしています。
ロータリーエンジンを主動力とするスポーツカーは無理だとしても、SKIACTIV-Xを搭載したスポーツカー、もしくは新開発の直6エンジンを積んだスポーツカーの発表があるんじゃないかとも言われていて、実際にまつだはすでにスポーツカーに関する特許をいくつか出願済み。

もっとも期待がかかるのは「フロントをサブフレーム化した」スーパーカー的構造を持つFRスポーツカーの特許。
マツダは「セダン向け」のFRプラットフォームを開発中だとも報じられていて、これをスーパースポーツカー用として改良する可能性がありそうです。

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そのほかにも新型エンジンやトランスミッションの特許も出願されており、新型スポーツカー発表に向けてなんらかの動きが見られるのが最近のマツダではあるものの、なんといっても現在は「開発資金不足」に悩まされているといい、さらにMAZDA3が思うように売れていない現在、新型スポーツカーに注力するのは難しいのかもしれませんね。

マツダがコンパクトな直6エンジン、抵抗の少ない自動変速機の特許を出願!新型スポーツカーに向けた準備か

VIA: Behance

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