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フェラーリが「SF90ストラダーレの生産が遅れ、納車は年末になる」と発表。ちなみにSF90ストラダーレは「一般人でも売ってもらえる」フェラーリの一台

2020/08/08

| なぜか「一般人はフェラーリを売ってもらえない」という都市伝説のようなものがあるようだ |

フェラーリが「SF90ストラダーレの生産が遅れる」とアナウンス。

本来は2020年前半に生産を行う予定であったものの、コロナウイルスの影響にて五週間ほど工場を閉鎖していたこと、その後もサプライヤーからの供給が安定しないことから全般的な生産が後ろ倒しとなり、今年後半の更に後半になりようやく生産が開始される、とのこと。

正確には第4四半期の初めから欧州で納車が開始されるそうですが、日本だと輸送にかかる時間が必要となるため、第一陣は年末から年初にかけてとなるかもしれませんね。

フェラーリSF90ストラダーレの購入制限は「ナシ」

なお、フェラーリS90ストラダーレは「フェラーリ初の」ハイブリッド4WDであり、1000馬力級の出力を誇るハイパーカー。

それにもかかわらず購入制限はなく、つまり「誰でも」買える通常ラインナップとなっています。

フェラーリが豪にてSF90ストラダーレの価格を発表。約6429万円、現地ではアヴェンタドールSロードスターと同じくらい。そして「購入制限は設けていない。誰でも買える」

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フェラーリは昨年にF8トリブート、SF90ストラダーレ、ローマ、F8スパイダー、812GTSという5つのニューモデルを発表していますが、これらは順に生産されることになるものと思われ、現在のところ納車が進んでいるのはF8トリブート。

その次はSF90ストラダーレの番だったと思われるものの、運悪くコロナウイルスの影響にて第2四半期での生産ができなくなってしまったということになりますが、これはおおよそどの自動車メーカーでも同じような状況だと思われ、「不可抗力」と言って良さそう。

フェラーリは直近で95%もの減益を公表しているものの、同時に「バックオーダーはしっかりある」としていて、今後生産が進むようになれば、今までの遅れを取り戻すことはいたって容易だと思われます。

ちなみにぼくがオーダーしたランボルギーニ・ウラカンEVO RWDは本来であれば6月に生産を行い、9月頃に納車予定だったものが、現在の予定では年末か来年にずれ込んでいる、といったところです。

ブルーのランボルギーニ・ウラカン
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フェラーリは一般人には「売ってもらえない」?

なお、よく巷で言われるのが「フェラーリは一般人には売ってくれない」「ディーラーでは門前払い」。

ただ、実際にはそんなことはなく、限定モデルでなければ普通に買うことが可能です。

限定モデルではないフェラーリとは「F8トリブート」「F8スパイダー」「ポルトフィーノ」「GTC4ルッソ」「812スーパーファスト」「812GTS」、そしてSF90ストラダーレといったラインアップですが、これらについては「予定生産数」に達しない限りは注文することができる、ということですね。

この予定生産数というのは「モデルライフ通じての総生産台数」を指し、現在だとF8トリブート、ポルトフィーノがすでに上限に達しているようで(つまりモデルライフ中すべての台数が完売済み)、現時点では受注が停止されている模様。

ちなみにフェラーリのVIPであれば限定モデルを購入することも可能であり(それでも様々なランクがあるようだ)、発表前のニューモデルを購入することも可能だと思われますが、ぼくのような「フェラーリ ビギナー」にはそういった権利はなく、正式発表されたのちに注文を入れ、そこから納車待ちの列に並ぶしかない(そしてモデルによって納車には2年くらいかかる・・・)というのが実情です。

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