ジェイコブより「ワイルド・スピード／ジェットブレイク」とのコラボ腕時計が限定9本にて発売開始！その価格はおそらく7000万円以上だ

｜　購入したとしても、ボクは（傷や盗難が怖いので）この腕時計を身につけて歩く自信はない　｜

そして、この腕時計を見た誰もが、「まさか7000万円もする」とは思わないだろう

さて、ブガッティともコラボレーションを行う「超」高級腕時計メーカー＆ジュエラー、Jacob&Co（ジェイコブ）がなんと映画「ワイルド・スピード」とコラボ。

9作目となる「ワイルド・スピード／ジェットブレイク」の公開を記念して9本のみがリリースされますが、価格は「非公開（同シリーズのほかラインアップから推測するに、7000万円は下らないと思う）」。※通常ラインアップのベースモデルは6300万円ほど

ケースには「フューリアス」シリーズ初の「チタン」採用

なお、もともとジェイコブは「フューリアス」なるシリーズを持っており、そしてワイルド・スピードシリーズの原題でもある「ファスト・アンド・フューリアス」との関連性から今回のコラボレーションに至ったのだと考えています（そのほか、ジェイコブはアストロノミア、オペラ、エピック、パイオニア、カリギュラなどのシリーズを持っている）。

今回発表されたJacob&Co FAST&FURIOUS TWIN TURBO（ファスト・アンド・フューリアス・ツインターボ）について、その見どころは多数あるものの、大きなトピックとしては同シリーズ初となる「チタンケース」採用。

ケースバックはスケルトン、そしてFast & Furious Twin Turboの文字がサファイアクリスタルにプリントされ、ケースにはシリアルナンバーも刻まれます。

ダイヤル上には「ダッジ・チャレンジャーとスープラ」？

なお、このファスト・アンド・フューリアス・ツインターボには多数の専用デザイン、そしてそれを再現するためのパーツが組み込まれており、ワイルド・スピード第一作目のラストにて登場したダッジ・チャレンジャーとトヨタ（80）スープラっぽいイラストも（著作権の関係だと思われるが、意図的に車種を特定できないようにしてある）。

ちなみに「PIT BOARD（ピットボード）」なる表示が見られ、これは「基準タイムを設定したのち、ラップタイムを計測し、その差を測る」ことができる機能なのだそう。

そして基準タイムを設定するのは、このケースサイドにある「クランク」。

これで回転式ディスプレイを動かす、と紹介されています。

ムーブメントは自社製の「JCFM05（手巻き）」、パーツ点数は832個。

ツイン3軸トゥールビヨン機構、10進法ミニッツリピーターを備えており、複雑時計ここに極まれり、という感じですね。

一番下にある「FUEL」はおそらく「パワーリザーブ」を示しているのだと思われます。

今回のファスト・アンド・フューリアス・ツインターボのリリースにあたり、Jacob&Coのベンジャミン・アラボフCEOは「当社のTwin Turbo Furiousは、Fast & Furiousシリーズとの整合性が高く、それは時計の名前の一致性だけでなく、スピードと並外れた存在であることを強調している。Jacob & Co.はこれまでにも数多くの重要かつ成功したパートナーシップを結んできたが、これほどまでに当社のDNAに合致したパートナーと提携したことはない」とコメント。

ジェイコブの腕時計は基本的に「セレブ」を対象とした目立ち度抜群のデザインや構造を持っており、このファスト・アンド・フューリアス・ツインターボも例にもれず、購入できるだけの財力を持つ人にとっては魅力的な選択肢なのかもしれませんね。

ジェイコブ「ファスト・アンド・フューリアス・ツインターボ」のプロモーション動画はこちら

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参照：Jacob & Co.