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まさかの「MR-G フロッグマン」爆誕!MRG-BF1000Rには初代へのオマージュ満載、細部に至るまで研磨が施された70もの外部パーツにて強固に組み上げられ59万4000円

まさかの「MR-G フロッグマン」爆誕!MRG-BF1000Rには初代へのオマージュ満載、細部に至るまで研磨が施された70もの外部パーツにて強固に組み上げられ59万4000円

| ケースバックの「初代カエルマーク」が入ったサファイアクリスタルはひとつのハイライト |

G-SHOCKほど素材とその役割を熟知した腕時計は他にないだろう

さて、今年はカシオG-SHOCKの40周年記念、そしてフロッグマン誕生30年という記念すべき年となっていますが、なんとG-SHOCKのフラッグシップライン、MR-Gからフロッグマンが発表されることに(さすがにこれは予期していなかった)。

このMR-Gフロッグマン「MRG-BF1000R-1AJR」の開発には4年を要し、その価格はなんと594,000円に設定されています。

ここでその内容を見てみましょう。

MR-Gのコンセプトは「マジェスティ アンド リアリティ」

まず、MR-Gは上述の通りGショックのフラッグシップラインであり、最先端の技術や素材、そして最高の加工技術を用いて製造された「高機能・高付加価値製品」。

昨年には「フルメタルG」のMR-Gバージョン(MRG-B5000B)がリリースされて腕時計業界を震撼させていますが、今回はフロッグマンのMR-Gバージョンが登場した、というわけですね。

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ケースに使用される素材は⼆重硬化処理を施したチタン、リューズとプッシュボタンには64チタンを採用しており、これらチタンの存在感に加え、MRG-B5000Bで培った「多パーツ構成(一見すると一体成型のように見えるが、実は多数の精密なパーツが組み合わせられている)」による圧倒的な質感が魅力となっています。

MR-G-G-SHOCK-FROGMAN (5)

そしてムーブメントはデジタルではなく「アナログ」ですが、これはアナログの方が”プレミアムラインであるMR-Gにふさわしい”という理由からなのだそう。

ちなみにカシオは「お金のかけどころをよくわかっている」会社であり、どういった素材をどう使い、どう加工してどう見せれば「消費者がより高いお金を払うのか」を理解しているように思います。

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そしてそれは悪いことではなく、実際にG-SHOCKの販売はどんどん伸びており、かつ高価格モデルの販売数が増えているというので、つまりは消費者がその価値を認め、すすんで高価格モデル(高機能モデル)に対価を支払い買い求めている、ということになりますね。

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MR-Rフロッグマンには初代へのオマージュが満載

なお、このMR-Gフロッグマンは、フロッグマン特有の「オフセット構造」を採用していますが、これはダイビング中に「ボタンが何かに当たって誤動作を招かないように」という配慮から生まれたデザインであり、これが引き継がれるのは当然の流れだと考えられます。

MR-G-G-SHOCK-FROGMAN (2)

ただし通常のアナログフロッグマンとは異なり、ケースを構成するパーツは70以上にも及び、これらの細部に至るまで研磨を行うことでこの質感を演出しているわけですが、これがコストが高くなるひとつの(そして大きな)要因であり、しかし逆に「オーナーが満足感を感じる」最大の要因なのかもしれません。

このほかにもナーリング加工が施されたリュウズ、特殊な「Y字」トップを持つ(しかも角が面取りされている)ビスの採用など、必要なところにはコストが投じられ、そしてそれを理解できる人には「この価格なりの価値がある」と思わせる一本に仕上がっています。

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バンドについては、耐久性と柔軟性を備える「デュラソフト」、尾錠と遊環に使用されるのは64チタンが採用され、ケース内部は耐衝撃性を高める緩衝材を用いたり、プッシュボタンの取付部にもOリングが挿入され、様々な素材を使用しつつ耐衝撃性や耐久性を高めています。

MR-G-G-SHOCK-FROGMAN (4)

ケースバックは(ダイバーズウォッチなので)スクリューバックを採用しており、しかしそうなると(すべて金属でケースを多くと)Bluetoothでの通信が阻害されるために中央にはサファイアクリスタル(初代フロッグマンに用いられていたカエルマーク入り。表裏にレーザー刻印が入り、立体感が演出されている)を圧入するといった手法が用いられることに。

そのほか、機能としては「ソーラー」「マルチバンド」という最強レベルのスペックを備え、ISO規格200メートルの防水性を持ち、Bluetoothによるスマートフォンとの接続も可能です。

MR-G-G-SHOCK-FROGMAN (3)

MR-Gフロッグマン、MRG-BF10000Rを紹介する動画はこちら

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参照:G-SHOCK

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