
| この価格帯のトランクを「誰が購入するのだろう」とは思うが |
実際には「SOLD OUT」続出である
さて、京都の京セラ博物館にて開催中のルイ・ヴィトンのイベントへ。
今回は「トランク」そしてファニチャーとホームウェアがメインとなっていますが、京セラ美術館を贅沢に使用してルイ・ヴィトンの世界観を余すところなく表現しています。
そこでざっとそのイベントの内容を見てみましょう。
京セラ博物館にて開催されたルイ・ヴィトンのイベントはこんな感じ
展示内容はいくつかに分かれており、まずは入口でプロカメラマンによる記念撮影を行った後、出迎えてくれるのはエキゾチックレザーを使用したバッグたち。

こちらはフラッグシップの「サハラ」ですね。

そしてこちらはここ最近ルイ・ヴィトンが推している「トランク」。
なお、ルイ・ヴィトンはもともとトランクメーカーとしてスタートしており、よってもっともその歴史に忠実なシリーズがこの「トランク」。
近年では旅行用意外にも「普段遣い」できるシリーズが多数登場しています。
ただ、これらハードトランクは工程が複雑で、「ハードさ」を実現するために使用する板(木製)についても相当期間を乾燥に充て、そして「ちょっとでも反った」ものはハネられてしまうためにコストが高くついてしまい、よって小さなものでも軽く100万円は超えるプライシングです(この画像の製品は220万円ほど)。

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こちらはジュエリーボックスですが、「京都での開催」という性質を反映して「紫」がインナーに使用されています(今回に限らず、ルイ・ヴィトンのイベントでは「ご当地」が重視されている)。

ルイ・ヴィトン「トランク」イベントには様々な新作が展示中
こちらは「ダージリン急行」バージョン。

こちらはターンテーブル、そしてレコード収納キャビネット。

こちらは新登場の「夜光」バージョンで、周囲が暗くなる、あるいはブラックライトが当たると「光る」仕様を持っており、ナイトクラブなどではかなり目立つこととなりそうです。
ちなみに今回のイベントは招待客を限定してのイベントとなっていますが、「ここでしか買えない」製品が多く、かつ数量も限定されており、この「夜光」シリーズは早々に限定数量が完売してしまったようですね。
そしてこういったイベントの存在が示すように、ルイ・ヴィトンは「店頭」と「イベント」とで販売する製品を分けているということになり、イベントに招待されなければ購入できない製品が存在するということに。

こちらは初登場、「マットブラック」。

大人気、アクリル仕様のニューモデル。

こちらはファレル・ウィリアムス得意の「カモフラージュ」。

とにかく様々な仕様を持つトランクが展示されています(もちろん購入が可能)。

会場には「超絶技巧」を反映したトランクも
こちらは「家」のように見えますが、じっさいにルイ・ヴィトン創業時のメゾンをバッグとして再現したもので・・・。

「屋根裏部屋」があったりと「実際の家」に近い構造を持っています。

そしてテラスにはルイ・ヴィトンのシューズの「足跡」がついていたり、屋根にはふくろうが乗っていてその足跡がついていたりと遊び心満載の仕様です(たしか600万円くらいだったと思う)。

こちらは据え置き型のトランクで、表面はペイント、そして裏面には刺繍にて花がらが再現されるというゴージャスな仕様を持っていて、価格は「数千万円」であったと記憶していますが、その価格にもかかわらず「SOLD OUT」。
こういった感じで「売り切れ」になってしまう製品も少なくはなく、よってイベントの案内を受けたならば、可能な限り早いうちにイベントへと参加するようにしたほうがいいのかもしれません。

そしてこちらも超絶技巧が詰まったトランクで、「自転車」部分はペイントなのですが・・・。

街の風景をあらわしたトップやサイドはなんと(絵ではなく)レザーを切り出した「モザイク」。

そしてそれぞれのピースは隙間なく組み合わせられており、文字通り「剃刀の刃も通らないほど」となっていて、かつそれらピースは「エピ」などルイ・ヴィトンの製品に使用される代表的な素材が使用されています。

そしてこちらは「京都」イメージの”風神・雷神”バージョン。

「積み重ねる」ことを前提としたグラフィック(積み重ねてこそ絵柄に連続性が出る)がナイスです。

トップには「日本」っぽい演出も。

ルイ・ヴィトンのルーツは「旅行鞄」
そして上述の通り、ルイ・ヴィトンのルーツは「旅行鞄」。
会場には創業間もない頃のトランクが展示されており・・・。

レザーベルトの傷み具合が年季を感じさせます。

そしてこの「昔のトランク」を現代風に解釈したのがこの新作で・・・。

表皮そのもの、そしてモノグラムは「かすれた」「色褪せた」仕上げがなされることでヴィンテージ感が演出され、さらにはレトロなステッカーも。
ちなみにこの「トランクにステッカー」というのはルイ・ヴィトン創業者の孫、ガストン・ルイ・ヴィトンが好んだ作法であり、旅行用ステッカーやホテルラベルの熱心なコレクターであったのだそう。
よって自身のトランクにも数多くのラベルを貼り、世界中から集めた数千点ものコレクションを残したとされていますが、彼の収集したラベルは後に書籍化され、現在のルイ・ヴィトンが展開する「World Tour」モチーフにおけるデザインの源流にもなっています。

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