>アルファロメオ/アバルト/フィアット ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

アルファロメオの新型SUV「ミラノ」の開発は4Cや8C、ジュリアGTA、33ストラダーレのプロジェクトメンバーが担当。「クラス最高のハンドリングを実現する」

アルファロメオの新型SUV「ミラノ」の開発は4Cや8C、ジュリアGTA、33ストラダーレのプロジェクトメンバーが担当。「クラス最高のハンドリングを実現する」

| アルファロメオは本気で「ハンドリング重視」のスポーツカーメーカーに生まれ変わろうとしている |

ここまで魂を込めるからには「ミラノ」には相当に期待していいだろう

さて、アルファロメオは新型コンパクトクロスオーバーの名称を「ミラノ」とすると発表していますが、今回はそのプロトタイプ、そして概要を少しだけ公開することに。

アルファロメオはジャン・フィリップ・アンパラト氏をCEOに迎えて現在再建中となっており、そして大きく掲げているのが「ドライバーズカーブランドになる」。

ただしこのミラノの投入、今後のニューモデル計画によってアルファロメオのラインアップの大半がSUVになってしまい、この現状と「ドライバーズカー」というのはいささか矛盾があるようにも感じられますが、アルファロメオはいかにSUVであってもクラス最高のドライビング ダイナミクスとハンドリングをすると述べ、実際にこのミラノの開発チームには、これまで4C、8C、ジュリア / ステルヴィオ・クアドリフォリオ、ジュリアGTA、そして現在進行中の33ストラダーレといったハイパフォーマンスカープロジェクトに携わったエンジニアが含まれているのだそう。

33ストラダーレの33人の幸運なオーナーのほとんどが「ガソリンエンジン」を選んでいた。そのもそなぜアルファロメオは「ガソリン」「EV」を選べるようにしたのか
33ストラダーレの「33人の幸運なオーナー」のほとんどがガソリンエンジンを選んでいた。そのもそなぜアルファロメオは「ガソリン」「EV」を選べるようにしたのか

| アルファロメオは「アルファロメオらしさを実現できるのであれば、パワートレーンにこだわらない」ようだ | 言い換えれば、アルファロメオらしさはパワートレーンに依存しない さて、先日アルファロメオは「 ...

続きを見る

アルファロメオ・ミラノは「アルファ初のピュアエレクトリックカー」

なお、このアルファロメオ・ミラノは同社初の完全電気自動車となり、その発表は4月10日。

現在はアルファロメオ伝統のテスト施設、バロッコ試験場にて開発が進められていますが、ここでドライビング・ダイナミクスを担当するのが4C、8C、ジュリアGTAの開発に参加したドメニコ・バグニャスコ氏。

同氏の役割はどのアルファ ロメオでも常にそうであるように「最高水準のドライビングプレジャーとスポーツ性をミラノに与えること」。

そのためチームはサスペンションに的を絞った具体的な介入と調整を行い、卓越したダイナミクスに焦点を当てることになりますが、 ダイレクトかつ極めて正確なステアリングジオメトリを採用することで”高レベルのグリップを備えた素早いコーナリングを保証することが可能になった”と自信を見せています。

この「ミラノ」プロジェクト全体を率いるのはアルファロメオでも長いキャリアを持つステファノ・セレダ氏で、同氏はそれまでのFFからFRへと転じることになるきっかけを作ったプラットフォーム「ジョルジオ」の開発では最前列を努めた人物なのだそう。

さらにはトナーレPHEVの開発にも関わっており、よってエレクトリックパワートレーンに明るい人物だと考えて良いかと思います。

アルファロメオ・トナーレ PHEVを先行展示にて見てきた。最近の新型車の中ではおそらくNo.1のコストパフォーマンス、細部に至るまでよくできている【動画】
アルファロメオ・トナーレ PHEVを先行展示にて見てきた。最近の新型車の中ではおそらくNo.1のコストパフォーマンス、細部に至るまでよくできている【動画】

| ちなみにボクはアルファロメオを購入したことは一度もない | ただし常にほしいと考えるブランドの一つであるのは間違いない さて、発表を控えたアルファロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4の先行 ...

続きを見る

そして車両のパフォーマンス、耐久性、快適性の観点からすべての車両サブシステムを統合して「検証」を行うのはルイージ・ドメニケリ氏だと紹介されており、同氏は洗練されたヒューマン・マシン・インターフェース思想に基づき、アルファロメオに期待される独特のロードハンドリングとクラスをリードする人間工学を保証することに全力を挙げ、最終的なリリースに向けて「最後の詰め」を行っているところであるとアナウンスされています。

なお、4月10日の発表までにはまだ時間があり、よってアルファロメオは様々な視点にフォーカスしたティーザーキャンペーンを行ってくると考えてよく、次なる情報に期待したいところですね。

合わせて読みたい、アルファロメオ関連投稿

アルファロメオ
近い将来にラインアップ5車種のうち4つがSUVになってしまうアルファロメオ。同社CEO「それでも私はアルファをSUVブランドにしたくない」。GTVとデュエットの復活を示唆

| アルファロメオは電動化へと大きく舵を切り、そこで今までにはない自由を得る | ひとまずはSUVにてお金を稼ぎ、その後はグループ会社の持つ資産によって大きく飛躍 さて、アルファロメオはSUVラインア ...

続きを見る

アルファロメオ「我々の調査では、車内に大きなディスプレイは必要ない。もちろんメルセデスのやり方は尊重するが、アルファの顧客はクルマの中で来週の天気を知ろうとは考えてない」
アルファロメオ「我々の調査では、車内に大きなディスプレイは必要ない。もちろんメルセデスのやり方は尊重するが、アルファの顧客はクルマの中で来週の天気を知ろうとは考えてない」

| たしかにアルファロメオの主張も一理ある | 今後、自動車メーカーによってインテリアに対する考え方は大きく変わってゆくだろう さて、以前より「我々が作るのは走るiPadではなく、真のドライバーズカー ...

続きを見る

アルファロメオの新型SUVの名称は「ミラノ(MILANO)」。創業の地の名を冠するところを見ると、このクロスオーバーには相当な自信があるようだ
アルファロメオの新型SUVの名称は「ミラノ(MILANO)」。創業の地の名を冠するところを見ると、このクロスオーバーには相当な自信があるようだ

| なぜアルファロメオが先のティーザー動画にて「ブレネロ」の座標を示したのかはナゾである | このアルファロメオ・ミラノは世界中にて同ブランドのプレゼンスを高めるために企画されている さて、アルファロ ...

続きを見る

参照:Alfaromeo

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->アルファロメオ/アバルト/フィアット, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , ,