| 納車から3ヶ月、ようやく「自分で洗う」はじめての機会が到来する |
今まで乗ってきた欧州車とは大きく異なる部分があって面白い
さて、トヨタ・クラウンスポーツ「初めての」洗車。
納車からは3ヶ月ほどが経過しているものの、その間はコーティングをお願いしたり初回点検などで「洗って頂く」ことが多く、よって(何度か洗車自体はなされているものの)自分で洗うのは今回が初めてというわけですね。
そして自分で洗ってみると様々な部分に気づくもので、ここで今回の洗車で感じた点などを述べてみたいと思います。
トヨタ・クラウンスポーツは「よくできた」クルマである
そこで自分で洗ってみて思うのが「クラウンスポーツはなかなか良くできたクルマである」ということ。
まずはエアロダイナミクス面において効率的に設計されているようで、ボディのどの部分においても「汚れが溜まる」場所はなく、これはつまりうまく空気が流れているということを意味します。
参考までに、車体からうまく空気が剥離せずに「渦」が車体後部にできてしまうクルマの場合、とくにリアバンパーの上に汚れが溜まることが多いようですね。
そしてサイドアンダーにはこういった「折り返し」が設けられているので、路面からはねた汚れがボディの上の方につきにくく、全体的に「汚れにくい」構造を持つのも嬉しいところ(洗車のインターバルを長く取ることができる)。
さらにブレーキダストがかなり出にくく(皆無ではない)、そしてブレーキパッドがあまりローターを削らないと見え、ホイールについたダストに水をかけても「茶色く」変色せず、これはつまり鉄粉があまり出ていないのだと考えてよいかと思います(一般的に国産車はローターを削らず、しかし欧州車はローターの素材が柔らかく、鉄粉が出やすいと言われる。ただしそのぶん欧州車のほうが”効きがいい”とも)。
ちなみにぼくは「ホイールの裏側まで」洗いますが、スポークとスポークとの間隔が広く、そして(幸いにも)ローターが小さいので「手を突っ込んで」洗うことができるのもありがたいところ(それでもウエスが赤茶色に汚れないので、やはり鉄粉は少ないようだ)。※ローターが大きかったりスポークの間隔が狭いと特殊なツールが必要になる
そしてかなり室内の気密性が高いと見え、ドアを開けたところにも外部からの汚れが入り込んだ形跡がないもよう。
これらを総合してみると「(ユーザーフレンドリーという視点から)かなりよくできている」と判断していいのではないかと思います。
そのほか、クラウンスポーツの洗車に際してこう思う
そのほか気づいたところだと、まずボンネットの指示方法が「ダンパー」ではなく「ヒンジ+つっかえ棒」というところ。
ここはちょっと安っぽさを感じさせる部分ではありますが、裏返せば「ユーザーが自分でボンネットの開閉を行う必要はない」ということなのかもしれませんね。
そしてこういった「入り組んだ」形状を持つ部分も多く、毛足の長いウエスにて丁寧に洗ってやる必要があります。
「洗にくい」と感じるのはこのメッシュ部分くらいですが、ここも比較的「洗い」のでまだ指を入れやすく”洗える”部分です。
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