| レストモッドといえどこのカラーでポルシェ911のカスタムをオーダーするには勇気が必要となりそうだ |
インテリアは「タータンチェック」、いっそう個性的な仕上がりに
さて、ポルシェ911レストモッドの雄、シンガー・ヴィークル・デザインがその最新作として「アルパインラベンダー」にてペイントされたポルシェ911ターボスタディを公開。
ポルシェは非常に多才なボディカラーを持っており(ボディカラーが顧客の個性を表すとして常に多数を用意している)、よってポルシェ=この色といった固定されたイメージはないものの、意外とこの「ラベンダー」は珍しい部類かもしれません。※近年ではちょっとくすんだラベンダーカラーが提供されているが
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この「ラベンダー」ポルシェ911ターボをオーダーしたのはスイスのオーナー
なお、この911ターボスタディをオーダーしたのはスイスのオーナーだとされ、画像もまたスイスにて撮影されたものだそうですが、シンガー・ヴィークル・デザインがいつも撮影している「カリフォルニア」の日差しや風景とは大きく異なる風景でもあり、これまた新しい表情を見せてくれているように思います(やはりカリフォルニアの日差しはかなり強いということか)。
そしてこの個体は珍しい「サンルーフ付き」、そしてフロントフード上の給油キャップはボディカラー同色。
ヘッドライトベゼルもまたボディカラー同色にペイントされ、こういった細かいところが全体としての一体感を高めているようですね。
インテリアはネイビーにホワイトという爽やかな仕様を持ち・・・。
「ターボらしい」チェックです。
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参照:Singer Vehicle Design(Facebook)