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| 新型アウトバックは従来モデルとは全く異なるモデルへと進化 |
スバルは直近のニューモデルにおいて「一気に」そのデザインを変化させてきた
さて、スバルが北米で一気に新しいラインアップを発表して話題となっていますが、おそらくもっとも注目を集めるのがこの「アウトバック ウィルダネス」。
これは7代目アウトバックファミリーの一員としてデビューした最新のウィルダネスで、最低地上高が上がり、ウィルダネスバッジが増え、コッパー(銅色)のアクセントが施されています。
しかしもちろん、それだけではありません。
新型スバル アウトバック ウィルダネスは全方面において進化
サスペンションはウィルダネス専用にチューニングされ、電子制御ダンパーがトレイルでも高速道路でもアウトバックの動きをより正確に把握できるように特定の場所に加速度センサーを設置され、これにより、ほぼすべての状況で安定性が向上しています(しかしそれでも、特にオフロード性能に重点が置かれている)。
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この電子制御ダンパーは強化されたX-MODEオフロードモードとも連携していて、”厳しい地形”にも対応しますが、走破性能の向上には17インチのウィルダネス専用ホイールに装着されたブリヂストン デューラー オールテレーンタイヤも貢献していそうですね。
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アウトバック ウィルダネスの最低地上高は24センチだとアナウンスされ、標準版アウトバックの22センチから高くなっていますが、スバルはその差がどこから来るのかを説明しておらず、つまりタイヤ外形なのか、サスペンションのリフトアップなのかはナゾのまま。
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さらにスバルは「強化されたアンダーボディ保護」について言及しているものの、スキッドプレートなど具体的なことは明らかにしておらず、これらは後に改めて説明がなされるのかもしれません。
一方、フロントバンパーとリアバンパーが変更されたことでアプローチアングルは20度、デパーチャーアングルは22.5度、ブレークオーバーアングルは21.2度であるとアナウンスされており、いっそう高い悪路走破性を持つことは間違いないものと思われます。
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とにかく新型スバル アウトバック ウィルダネスは「ワイルド」である
その他のアウトバック ウィルダネスの特徴は、純粋に見た目の変化に集約され、中央に大胆なスバルのロゴが入ったグリルや(これはフォードF-150やトヨタ・タコマ、ラムのトラックなどを連想させる仕様である)エクステリアのさまざまな部分に施されたコッパーアクセントなどが含まれます。
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フォグランプ、テールライト、そしてルーフレールもいっそうワイルドさを強調し、リアゲートとCピラーにはウィルダネスバッジが、インテリアのヘッドレストにも専用の刺繍が施されることでベースモデルとの差異を強調しているほか、シートには撥水性のある合成皮革素材でを使用するなど、細部にまでこだわった仕様と素材の選択が行われているようですね。
パワートレインに関してはターボチャージャー付き2.4リッター水平対向4気筒エンジンのみが設定され、最高出力は以前のモデルと同じ260馬力ですが、トルクはやや増加している、とのこと。
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トランスミッションはCVT、必要に応じて8速マニュアルモードをシミュレートすることも可能です(駆動方式はもちろんAWD)。
なお、2026年型アウトバック ウィルダネスの価格はまだ発表されておらず、2026年初頭に予定されている発売時期が近づくにつれて詳細とともに公表されるものと思われます。
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