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ランボルギーニが放つ最強の猛牛。新型『ウルスSEペルフォルマンテ』ティーザー画像公開、800馬力超のPHEVと究極の空力が7月1日に正式発表

ランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテのティーザー画像

Image:Lamborghini

| ウルスSE「ペルフォルマンテ」は最強SUVの座を奪取か |

できればニュルブルクリンクに挑戦してほしいものである

世界中の富裕層や自動車愛好家を魅了し、スーパーSUVというセグメントを確立したランボルギーニ・ウルス(Urus)。

2024年にプラグインハイブリッド(PHEV)へと進化した「ウルスSE」が登場し、これまでのガソリン単独モデル(ウルスSおよびウルス・ペルフォルマンテ)を一本化する形でラインナップを牽引しています。

しかしサンタアガタの猛牛はそれだけでは満足しておらず、ランボルギーニは公式SNS上にて「新しい章が形作られる」というメッセージとともに、さらなる高性能を予感させる謎めいたティーザー画像を公開。

これこそが、かねてより噂されていたウルスSEのハードコア版、新型『ウルスSEペルフォルマンテ(Urus SE Performante)』(※名称は予想)の姿というわけですね。

そこで公開されたばかりのティザーから読み解く最新スペック、そしてハイパフォーマンスSUV市場でのポジショニングを考えてみましょう。

この記事の要点

  • 待望のハードコア仕様のティザー画像公開: ランボルギーニは公式SNSにてスーパーSUV「ウルス」の次世代ハイパフォーマンスモデル(通称:ウルスSEペルフォルマンテ)の予告画像を公開し2026年7月1日の正式デビューを宣言
  • 空力を研ぎ澄ました造形: 公開されたティザー画像からは、リアゲートに延長されたカーボン製の「ガーニーフラップ」と大型のカーボン製ルーフスポイラーが確認され、大幅なダウンフォース向上が示唆されている
  • PHEVベースで800馬力オーバーへ: 現行の「ウルスSE(789馬力)」の4.0L V8ツインターボ+プラグインハイブリッドシステムをベースとして、さらなるパワーアップと軽量化、専用の足回りチューンを敢行するものと予想される
  • スーパーSUV市場の勢力図を塗り替える一足: フェラーリ・プロサングエやアストンマーティンDBX707といった強力なライバルに対抗する、ランボルギーニの新たなフラッグシップSUVが誕生

ティザーから読み解く「2段階スポイラー」と過激なディテール

ランボルギーニが公開した一枚の鮮やかなライムグリーンのウルスの画像は、そのリヤエンドに明確な「変革」が加えられていることを物語っていて、最も注目すべきは、空力性能(エアロダイナミクス)の大幅な強化です。

リヤガラスのすぐ下、テールゲートのリップ部分には、明確に突き出たカーボンファイバー製の「ガーニーフラップ(追加スポイラー)」が装着され、これはアストンマーティンDBXなどのハイパフォーマンスSUVを彷彿とさせるアグレッシブな「ダックテール形状」。

さらにその上部、ルーフエンドには立体的なブロック形状を持つカーボン製ルーフスポイラーも確認でき、上下2段のスポイラー構造によってリヤのダウンフォースを劇的に高めていることが分かります。

これまでのスクープ情報やテスト車両の目撃例によると、フロントセクションにもより直立し開口部を広げたアグレッシブなフロントバンパー、大型のチン・スポイラー、そして軽量な新デザインのY字型スポークホイールが与えられる可能性が非常に高く、コックピット内はウルスSEの最新レイアウトを踏襲しつつ、アルカンターラやカーボンを多用したサーキット向けの演出、そしてパフォーマンス計測に特化したHMI(グラフィックUI)のアップデートが期待されています。

車種概要、性能・デザイン・スペックなどの特徴、競合比較と市場でのポジショニング

新型「ウルスSE ペルフォルマンテ」はラグジュアリーさを重視した現行「ウルスSE」をベースとし、かつての「ウルス・ペルフォルマンテ」が持っていたトラック(サーキット)指向のスパルタンな走りをブレンドした「PHEVスーパーSUVの頂点に君臨するモデル」であり・・・。

新型ウルスSEペルフォルマンテ(仮称)予想スペック

項目スペック・仕様(予想およびベース車比較)
ワールドプレミア2026年7月1日(水)
パワートレイン4.0L V8 ツインターボ + プラグインハイブリッド(PHEV)
最高出力(システム合計)800 hp(811 CV)以上 (現行ウルスSE:789 hp)
最大トルク950 Nm 以上
0-100km/h 加速3.3秒以下 (現行ウルスSE:3.4秒 / 旧ペルフォルマンテ:3.3秒)
最高速度312 km/h 以上
足回りサスペンショントラック走行を視野に入れた専用ローダウン&専用エアサス(またはコイル仕様)
主な外装変更点カーボン製2段リヤスポイラー、専用フロントバンパー、軽量アロイホイール

スーパーSUV市場における立ち位置と競合比較

現在のウルスSE(789馬力)の時点でもクラス最高峰のパワーを誇っていますが、今回のハードコア仕様の投入により、その牙城はさらに強固なものとなることが予想され・・・。

  • フェラーリ・プロサングエ(Ferrari Purosangue)との比較:自然吸気V12ガソリンエンジン(725馬力)を持つプロサングエが「高回転の官能性とエキゾチックさ」を売り物にするのに対し、ウルスSEペルフォルマンテは「PHEVによる圧倒的な低速トルクと、800馬力オーバーの絶対的暴力」で対抗することに
  • アストンマーティン・DBX707との比較:純ガソリン車の最高峰であるDBX707(707馬力)に対し、ランボルギーニは電動化(ハイブリッド)の技術を「環境対策」としてだけでなく、「パフォーマンスをさらに引き上げるためのブースター」として活用し、スペック面で大きく突き放す構えを見せる

なぜランボルギーニは今「ハイブリッドのペルフォルマンテ」を出すのか?

このタイミングでのウルスのアップデートには、自動車業界の最新トレンド、そしてランボルギーニならではの緻密なブランド戦略が見え隠れしているかのよう。

1. ポルシェ流の「重いハイブリッドでニュル最速を獲る」勝利の方程式

多くのハイパフォーマンスカーファンは「ハイブリッド化でバッテリーを積むと車重が重くなり、サーキットでの走りは悪化するのでは?」と考えがち。

しかし、同じフォルクスワーゲングループに属するポルシェは、かつてハイブリッドSUV(カイエン・ターボGTなど)でニュルブルクリンクのSUV最速記録を塗り替え、重さをねじ伏せる高度なシャシー制御技術(4WSやアクティブスタビライザー)を証明しています。

ランボルギーニはこのグループの最先端アセットをフルに活用し、ウルスがPHEV化によって増えた重量を完全にカバー、あるいはそれ以上の異次元のコーナリング性能を発揮するセットアップを完成させた可能性が極めて高い、と考えられているわけですね。

2. ピュアEVスーパーカーの停滞に対する「最適解」としての超強力PHEV

現在、ウルトラ・ラグジュアリーカーやハイパーカーの世界では、「完全電気自動車(BEV)のスーパーカーは、サウンドやエモーショナルな感覚が足りず、富裕層が欲しがらない」という深刻な需要の冷え込み(EV冬の時代)に直面しています。

実際、ライバルのフェラーリが初のピュアEV「ルーチェ」を発表したものの、市場からの反発に苦慮している2026年の現状において、ランボルギーニの「V8ツインターボの強烈な咆哮と刺激を絶対に残しつつ、電動化で800馬力オーバーにする」というPHEV路線は、市場が今最も求めている正解ルートと言えるのかもしれません。

伝統の「エモーション」と一歩先行く「テクノロジー」を完璧なバランスで両立させたという構成こそが「ウルスが売れ続ける最大の理由」であるとも考えられます。

結論

ランボルギーニが2026年7月1日の世界初公開に向けて放った今回のティーザー画像は、ウルスが今後もスーパーSUVの絶対的王者として君臨し続けるという強力、かつ明確な「意思表示」。

単なるエコのためのハイブリッドではなく、カーボンパーツによる徹底した空力武装、そして800馬力を超えるであろう強烈なパワー。これらはすべて「ランボルギーニらしさ」を極限まで高めるために捧げられています。

2025年に年間世界販売台数10,747台という過去最高記録を打ち立て、ブランドの屋台骨となっているウルスではありますが、その次なる進化系がどのような走りを披露してくれるのか、7月1日の正式発表、そして夏に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」や「モントレー・カー・ウィーク」での実車披露を期待したいと思います。

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参照:Lamborghini

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