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ランボルギーニがモーターバレー・フェストへと参戦。スーパーカーの聖地、ボローニャにて開催される「モーターバレー・フェスト」とは

モーターバレーフェスタにおけるランボルギーニ・ウルスSE

Image:Lamborghini

| ボローニャはランボルギーニはじめマセラティ、パガーニ、ドゥカティ、近隣にはフェラーリが拠点を構えるスーパーカーの聖地である |

地味ではあるが中身の濃いイベント、それがモーターバレー・フェストである

2026年5月下旬にイタリア・モデナで開催される「モーターバレー・フェスト」。

今回、ランボルギーニが「世界中の自動車ファンや業界関係者が集まるこのトップイベントにて、主役としての確固たる地位を示すことになったと」アナウンスしています。

ここではスーパーカーを展示するだけでなく、電動化やデジタル化が進む現代において、いかにして「情熱」と「クラフトマンシップ」を継承していくかが提示され、ランボルギーニが描く未来のビジョン、そしてこれからのラグジュアリーカーのあり方も示されたようですね。

この記事の要約

  • 聖地での存在感: 第8回「モーターバレー・フェスト」にランボルギーニが参戦。イタリア発の自動車文化と「Made in Italy」の価値を世界に発信
  • 限定モデル初公開: 800馬力を誇るPHEVスーパーSUV「ウルスSE」の限定コレクション“Tettonero(テットネロ)”の実車を披露
  • 未来への提言: CEOのステファン・ヴィンケルマン氏をはじめとする経営陣が登壇し、スマート工場やヘリテージ(伝統)の継承、次世代の才能育成について熱弁
ランボルギーニがミラノデザインウィークにて展示したアドペルソナム仕様のウルスSE(パープル)

Image:Lamborghini

ランボルギーニ・ウルスSEの限定モデル「Tettonero」のフロント(グリーン)
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経営陣が語る「モーターバレー」のエコシステムと未来への投資

イベント初日、ランボルギーニの会長兼CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は、地域のトップブランドが集まるラウンドテーブルに登壇し、以下のように熱くコメント。

「モーターバレー・フェストは、専門知識、産業文化、そしてイノベーションが共存し、成長するこのユニークなエコシステム(生態系)の現状を再評価する重要な機会です。

私たちが一つの強力なチームとして協力し続けることが、モーターバレーの莫大な可能性を解き放つ鍵となります。ランボルギーニが他のブランドとともに誇りを持って世界に発信している『イタリアの卓越性』、そしてイノベーションへの投資を求める次世代の才能や企業に向けて、この地の国際的な魅力をさらに高めていかなければなりません」

今回ランボルギーニは展示だけでなく、シンポジウムや学生向けの「タレント・トーク(キャリアセッション)」にも積極的に参加したといい、製造現場のデジタル化・サステナビリティを議論する「スマートファクトリー」や歴史的価値を守る「クラシックカーの保存」といったテーマで経営陣が登壇し、業界のリーダーとしての思想を社会に共有することとなっています。

モーターバレーフェスタにおけるランボルギーニの経営陣

Image:Lamborghini

新型「ウルスSE “Tettonero” カプセル」の概要とスペック

モデナ陸軍士官学校の格式高いロケーションで一般公開され、ひときわ強いオーラを放っていたのが新型プラグインハイブリッド(PHEV)スーパーSUV「ランボルギーニ・ウルスSE “Tettonero(テットネロ)” カプセル」。

ミラノ・デザインウィークで世界初公開されたこの限定コレクションは、ランボルギーニのデザインセンター(チェントロ・スティーレ)、そしてパーソナライズ部門(アド・ペルソナム)の共同開発によって生またもので、今回展示された実車は、深く鮮やかなパープル「Viola Pasifae(ヴィオラ・パシファエ)」を身に纏い、その彫刻的な美しさを際立たせています。

ランボルギーニ・ウルスSEの限定モデル「Tettonero」のフロント(グリーン)
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ウルスSE “Tettonero” カプセル 主要スペック

項目仕様・詳細
ベース車両ランボルギーニ ウルスSE(Urus SE)
パワートレインV8ツインターボ + 電気モーター(PHEV)
最高出力合計 800 CV(システムトータル)
限定生産台数世界限定 630台
外装色(展示車両)Viola Pasifae(ヴィオラ・パシファエ)
コレクション特徴チェントロ・スティーレが厳選した6つのカラーコンビネーションと専用インテリア仕様をラインナップ。ウルス史上最も幅広いカスタマイズを誇る

ローカルの絆とグローバルな視野がランボルギーニを輝かせ続ける

ランボルギーニがモーターバレー・フェストで見せた姿は、ラグジュアリーカーのお披露目に留まらず、それは、サンターガタ・ボロニェーゼという「土地への深い愛と絆」、そして世界中のファンを魅了する「グローバルな視野」の完璧な融合そのもの。

熟練の職人技、AIやデジタルを駆使したスマート工場、そしてウルスSE “Tettonero”に見られる芸術的なパーソナライズ。イタリアの情熱に先進テクノロジーを掛け合わせたランボルギーニは、これからの電動化時代においても、世界の自動車文化を牽引するトップランナーであり続けることとなりそうです。

モーターバレー・フェストとは?

そこでこのモーターバレー・フェスト(Motor Valley Fest)について触れてみたいと思いますが、これはイタリア北部のエミリア=ロマーニャ州で開催される、最高峰の自動車文化、イノベーション、そして情熱を祝う世界的なオープンエア・フェスティバル。

この地域には、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、パガーニ、ドゥカティ、ダラーラといった世界に轟く伝説的なハイパフォーマンスブランドやサーキットが驚くほど密集しており、総称して「モーターバレー」と呼ばれています。

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Image:Life in the FAST LANE.

さらにはそれらハイパフォーマンスカーメーカーへの「高品質な」パーツを供給するサプライヤーたちもここへと拠点を構えており、ハイパフォーマンスカーの開発や製造に関わる人材も豊富ということで、新興スーパーカーメーカー(中国FAWなど)やコーチビルダー(アレスなど)もこの地域へと会社を設立するケースが多々見られ、デトロイトとは異なる「ハイパフォーマンス」というくくりにて非常に大きな盛り上がりが見られるというわけですね。

そしてイベントの舞台となるのは、ユネスコ世界遺産にも登録されている美しい古都モデナでもあり、街全体が巨大な展示場へと変貌することでも知られます。

1. 街中を埋め尽くす至高のハイパーカー

モデナ市内の広場や由緒ある「モデナ陸軍士官学校(Palazzo Ducale)」の中庭(Cortile d'Onore)などに各ブランドの最新モデル、限定ハイパーカー、歴史的なクラシックカー、そしてMotoGPやF1などのレーシングマシンが一堂に展示されることに。

2. 未来のモビリティを語るビジネス・カンファレンス

単なる車両展示のお祭りにとどまらず、自動車業界のトップエグゼクティブ(各社CEOなど)が一堂に会する「トップテーブル」が設けられ、AI技術の統合、持続可能なエネルギートランジション(合成燃料やPHEV/EV)、自動運転といった明日のモビリティを形作る最先端テーマについての深いディスカッションやシンポジウムが連日開催されるのだそう。

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Image:Life in the FAST LANE.

3. 次世代の才能を育てる「イノベーション&タレント」

地域内の大学(ボローニャ大やモデナ・レッジョ・エミリア大などが連携したMUNERなど)、スタートアップ、そして学生たちを繋ぐプラットフォームとしても機能しており、フェラーリやランボルギーニ、パガーニといった名門企業が「タレントトーク」を行うほか、未来の自動車産業を担う若い人材のスカウトや交流が活発に行われる場としても機能。

4. 躍動するエモーション

近隣のサーキット(イモラ、ミサノ、モデナなど)とも連動し、クラシックカーによるエレガンス・コンクール(サルヴァローラ・テルメ・トロフィー)や、パレードラン、エキシビション走行などが五感を刺激します。

イタリアの至宝とも言える「美(デザイン)」と「技(エンジニアリング)」、そして職人たちの気質が、”美食の街”でもあるこの地に深く根付いているからこそ成立する、唯一無二の自動車の祭典というわけですね。

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参照:Lamborghini

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