
| 「赤い心臓」を意味するクオレロッソはまさかの「4シーター」 |
ただし「ラグジュアリー」というよりは「スポーティ」
イタリアの名門アルファロメオ(Alfa Romeo)がパリモーターショー2026にて発表する予定の「歴史的な伝統と情熱を凝縮させた新たなコンセプトカー」、Cuorerosso(クオレロッソ=イタリア語で『赤い心臓』の意)。
そのの発表に向けて世界中のファンが沸き立っているという状況ではありますが、ワールドプレミアを目前に控え公開された最新のティーザー映像はこれまでの事前予想を覆す驚きの内容であり、というのもこのクオレロッソは限定スーパースポーツ「33 ストラダーレ」の流れを汲むピュア2シーターと思われていたものの、そこに映し出されたのは「まさかの」4人乗りのインテリア。
ここではアルファロメオが新たに描くラグジュアリーGTの姿に迫ってみましょう。
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この記事の要約
- アルファロメオがパリモーターショー2026で公開予定の新型コンセプトカー「Cuorerosso(クオレロッソ)」の最新ティザー映像を公開
- 当初予想されていた2シータースポーツクーペではなく、まさかの「4座(4シーター)レイアウト」が示唆され、本格グランドツアラー(GT)として登場する可能性が急浮上
- EVではなく内燃機関を搭載し、最高出力621馬力を誇る3.0L V6ツインターボエンジンのサウンドが期待されている
アルファロメオ 新型「Cuorerosso」の概要
「Cuorerosso」は、アルファロメオのコーチビルド・カスタム部門である「Bottega(ボッテガ)/ Fuoriserie(フォーリセリエ)」が手掛ける”未来の市販ハイエンドモデル”を示唆する最新コンセプトカー。
2026年10月12日に開幕するパリモーターショーにて正式発表される予定となっており、ブランドの情熱的なデザインアイデンティティと走る歓び(ドライビングプレジャー)を形にした注目の1台であり、最新ティザーではシート形状やインテリアのディテールにスポットが当てられています。
特徴・スペック・インテリアデザイン
今回解禁されたティザー画像・映像から、従来のスポーツクーペの概念を拡張する興味深いディテールが明らかになっていて・・・。
- サプライズとなった4座(4シーター)レイアウト:キャビン内にはホールド性の高いスポーティなシートが4席配置されており、従来の2ピュアスポーツではなく、日常やロングドライブも考慮されたハイパフォーマンスGT(グランドツアラー)であることが強く示唆されている
- ドライバー重視の官能的インテリアデザイン:運転席には力強いレッドのバックレスト(背もたれ)を採用し、助手席や後席には特徴的なブラックの三角形ヘッドレストを備えた大胆なカラーコンビネーションが施されている
- 純内燃機関(ICE)V6エンジンの咆哮:電動化(EV)が加速する現代において、Cuorerossoはあえて内燃機関(ガソリンエンジン)を採用。先行して公開されたティザー動画ではエキゾーストノート(排気音)が披露されており、新型33ストラダーレにも搭載される最高出力621hp(約630PS)を叩き出す3.0L V6ツインターボエンジンの搭載が最有力視されている
| 項目 | アルファロメオ Cuorerosso (クオレロッソ) | 33 ストラダーレ (参考) |
| 車両コンセプト | 4座グラマラスGT(グランドツアラー) | 2座ミッドシップ・スーパースポーツ |
| 乗車定員 | 4 名(2+2または独立4座) | 2 名 |
| パワートレイン | 3.0L V6 ツインターボ (ガソリン内燃機関) | 3.0L V6 ツインターボ / BEV |
| 想定最高出力 | 約 621 hp (630 PS) | 620 hp (V6) / 750 hp (EV) |
| 駆動方式 | 後輪駆動 (RWD) 有力 | 後輪駆動 (RWD) |
| ワールドプレミア | 2026年10月12日 (パリモーターショー) | 2023年発表 |
競合比較・市場での位置付け
アルファロメオの歴史において、本格的な大型GTカーの系譜は2011年に生産を終了した「アルファGT(156ベース)」以来、長く途絶えており・・・。
- フェラーリやアストンマーティンとの比較:「33 ストラダーレ」のような数億円規模のウルトラ限定スーパーカーとは一線を画し、Cuorerossoはフェラーリ「アマルフィ」やアストンマーティン「DB12」といった2+2/4座ラグジュアリーGTセグメントに対するアルファロメオ流の回答となる可能性がある
- 独自性の発揮:他社がハイブリッド化や完全電動化へとシフトする中、純粋なV6ガソリンエンジンの官能的なサウンドと美しいイタリアンデザインの4座GTを提示することにより、世界中の熱狂的なアルフィスタ(アルファロメオ・ファン)の心を強力に捉える
補足情報
今回のティザー発表は、アルファロメオがブランドの多様性とプレミアム性をさらに高めようとしていることを物語っているもので・・・。
- 「赤い心臓(Cuorerosso)」が意味するもの:車名に込められた「赤」と「心臓」は、アルファロメオのレースの歴史と情熱そのものを表しており、単なるエコや移動手段にとどまらない「クルマを操る情熱」を未来へ継承するためのシンボルとして機能している
- 後輪駆動(RWD)とボッテガ部門の将来:ボッテガ部門が主導する少量生産ビジネスモデルはブランドのプレステージ性を飛躍的に高めており、後輪駆動プラットフォームとV6エンジンの組み合わせは今後のアルファロメオの最上級ラインナップの指針となるものと見られている
実際のところ、アルファロメオを運命をともにする(CEOは共通)マセラティは「内燃機関」「マニュアル・トランスミッション」という”運転する楽しみ”を強調する方向へと舵を切っており、アルファロメオもやはり同じ路線を進むものと考えていいのかもしれません。
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結論
2人乗りクーペから一転、4座GTとしての可能性が示された「アルファロメオ Cuorerosso」。
10月12日のパリモーターショー2026開幕日に向け、官能的なV6サウンドと美しいスタイリングがどのような全貌を見せてくれるのかに熱い視線が注がれており、今年のパリにおける「もっとも注目すべき1台」には大きな期待がかかります。
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参照:Alfaromeo











