
| 意外とトヨタは「盛大に」ランクル75周年を祝ってない |
アニバーサリーモデルの展開は「インポーターやーディーラー」に依存するのはトヨタの常でもある
世界中で絶大な信頼と高い悪路走破性で支持され続けているトヨタのフラッグシップ・オフローダー「ランドクルーザー」。
その歴史の始まりは、1951年に開発された「トヨタ・ジープBJ型」にまで遡ることができ、当時は米ウィリス・オーバーランド社との商標関連の兼ね合いから1954年に「ランドクルーザー」へと改称されたものの、1951年の最初の誕生から数えて75周年の節目を迎えたのがこの2026年。
そしてこの記念すべき四半世紀×3の節目を祝福すべく、ドイツ市場向けにわずか75台のみが生産される超限定モデルが「ランドクルーザー 75th Anniversary Edition」であり、歴史的なレトロデザインと現代のオフロード技術が見事に融合した特別仕様車について見てみましょう。
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この記事の要約
- トヨタは1951年の原点モデル「トヨタ・ジープBJ型」登場から75周年を迎えることを記念し、特別仕様車「ランドクルーザー 75th Anniversary Edition」を発表
- ドイツ市場限定でわずか75台のみ販売されるこの記念モデルは、丸型LEDヘッドライトや専用カラー「スモーキーブルー」、18インチダークアルミホイールを標準装備している
- トミカ製1/60スケールミニカーやエナメル製プレート、記念本などを同梱した専用コレクターズボックスが付属し、価格は84,750ユーロ(約1,510万円)からに設定

トヨタ ランドクルーザー 75th Anniversary Editionの概要
「ランドクルーザー 75th Anniversary Edition」は最新のランドクルーザー250系をベースに仕立てられた限定車で、生産台数は75周年にちなんで「全世界でわずか75台」のみの超限定生産。
北米や日本など他市場への導入計画については現時点で未定となっており、まずはドイツの熱狂的なファンのために用意されたコレクターズアイテムとなっていて、クラシックなアイコンデザインを継承しつつ、過酷なオフロード走行に対応する本格的なドライブアクスル&制御テクノロジーが標準装備されていることが大きな特徴となっています。

特徴・スペック・デザイン
歴史的なデザインモチーフと走破性を高める装備の組み合わせが本モデル最大の魅力となっており・・・。
- クラシカルな丸型LEDヘッドライトと専用カラー:レトロ感を際立たせる丸型LEDヘッドライトを採用し、ルーフレーリングやダークフィニッシュの18インチ専用アルミホイールを装備。ボディカラーには本限定車専用のソリッドカラー「スモーキーブルー(Smoky Blue)」をはじめ、スーパーホワイト、サンド、アヴァンギャルドブロンズ、オーラブラック、ダークグレー、プラチナホワイトが用意される
- 上質なインテリアと75周年エンブレム:車内には12.3インチのデジタルメーターパネルと12.3インチのマルチメディアディスプレイ(Toyota Smart Connect+)を配置。電動調整式ドライバーズシートやステアリングヒーター、2ゾーンエアコン、クーラー機能付きセンターコンソールボックスを備え、コンソール部分やリアには「75th Anniversary」の専用エンブレムが与えられている※公式画像ではエンブレムが装着されていないものもある
- ファン垂涎の記念コレクターズボックスが付属:75台の購入者それぞれに特別な記念ボックスが進呈され、その中にはエナメル製の記念プレート、トミカ(Tomica)製1:60スケールミニカー、刻印入りのハンドメイド・キーホルダー、そして書籍『Legende Land Cruiser: Toyotas Kult-Allradler』の最新版が同梱される(地味にこれが一番嬉しい)
- 2.8L マイルドハイブリッド・ターボディーゼル搭載:欧州仕様のパワートレインには、最高出力203馬力(151 kW)・最大トルク500 Nmを発揮する48Vマイルドハイブリッド機構を備えた2.8L直列4気筒ターボディーゼル「D-4D」を採用。8速オートマチックトランスミッションとフルタイム4WDシステムが組み合わされる

| 項目 | ランドクルーザー 75th Anniversary Edition(欧州仕様) |
| 生産台数 | 世界限定 75 台(ドイツ限定導入) |
| パワートレイン | 2.8L 直列4気筒 ターボディーゼル + 48Vマイルドハイブリッド |
| 最高出力 | 203 PS (151 kW) |
| トランスミッション | 8速オートマチック(8AT) |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| フロントデザイン | 丸型LEDヘッドライト(レトロスタイル) |
| 限定専用ボディカラー | スモーキーブルー(Smoky Blue) |
| 車両本体価格 | 84,750 ユーロ(約 1,510 万円〜) |
競合比較・市場での位置付け
本モデルが投入されるドイツ市場において、ランドクルーザー250は過酷なオフロードに耐えうる本格フレーム構造SUVとして独特のポジションを確立していて・・・。
- 北米仕様(i-FORCE MAX)との違い:同じ「海外仕様」ではあっても、北米仕様のランドクルーザーが2.4Lガソリンターボハイブリッド(326 hp / 465 lb-ft)を搭載するのに対し、欧州市場の限定車では耐久性と牽引力(最大3,500kg)に優れたディーゼルマイルドハイブリッド(203 hp)が採用されている
- グレードラインナップにおける立ち位置:ドイツでの限定モデル「75th Anniversary Edition」は84,750ユーロから設定されており、ラグジュアリー装備を追求した上位のレギュラーモデル「ランドクルーザー Lounge(91,990ユーロ〜)」と比較しても、よりクラシカルなオフロードスピリットと希少価値(コレクター要素)を前面に押し出した仕様となっている

補足情報
今回の75周年記念モデルの登場からは、トヨタが誇るグローバルなヘリテージ(伝統)の継承とファンコミュニティとの強い結びつきが見えてくるかのようで・・・。
- トミカとのコラボレーションが持つ意味:欧州市場の限定車でありながら、付属のノベルティボックスに日本の「トミカ」製1/60ミニカーが同梱されている点は非常にユニーク。日本生まれの本格クロスカントリー四駆として世界中で愛されてきた歴史と遊び心が、世界のファンへ向けて表現されている
- 電子制御スタビライザー解除(SDM)などの本格オフロード性能:単なる外観のドレスアップにとどまらず、足回りにはスイッチ操作でフロントスタビライザーを切り離してサスペンションのストロークを広げる「SDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)」や、リアデフロック、マルチテレインモニター、クロールコントロールが標準装備されており、本物のオフロード性能を誇ることに
結論
1951年の原点誕生から75年という長い歴史を祝福する「ランドクルーザー 75th Anniversary Edition」。
わずか75台という狭き門ではあるものの、丸型ヘッドライトに象徴されるクラシックな造形と現代の最先端テクノロジー、そして所有欲を満たす記念ノベルティの数々は、長年このクルマを愛し続けてきたファンにとって最高のアニバーサリーモデルと言えそうですね。
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参照:Toyota











