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生産地である英国で新型シビック・タイプRの価格発表。ここから日本での価格は「489万円」と推測

2017/05/14

ホンダ・シビック・タイプRのイギリスでの価格が発表に。
これによると32,995ポンド(485万2,206)となっており、かなり高価な設定ですね。
なお北米での価格は390万円程度となっており、やはりなぜか「北米は割安」。
ただ、これはアメリカの価格設定が安いというよりは、「ドルが高いだけ」と考えられ、為替自体がちょっと疑問だと考えたほうが良いかもしれません(日本で生産している車でも米国で売られると安くなるのはこのため)。

先代、新型シビック・タイプRともに生産は英国スウィンドン工場なので、日本では「英国からの輸入車」となりますが、気になるのがやはりその価格。
新型シビック・タイプRの車両本体価格の予想については上述の通り「アメリカでの価格がおかしい」のでこれは参考にならず、考慮すべきはイギリスでの価格と日本との価格バランスと思われます。

先代シビック・タイプRはイギリスで430万円程度(現在のレートにて)、日本での販売価格は428万円。
ただし先代シビック・タイプRが日本で発売された時期は「円安ポンド高だったので、当時の為替レートだと580万円くらいという価格になります。
※つまり日本での価格が生産地であるイギリスよりも安い設定だった
この価格設定については「限定モデルということもあり、ホンダがかなり頑張った」とも考えられますが、今回の新型シビック・タイプRについては限定ではなくカタログモデル。
つまり「売って利益を出さないといけないモデル」ということになりますね。

そういった意味では「戦略的プライス」の必要はありませんし、もともと「好きな人しか買わない」車なので、不必要に「安く」設定することも考えにくく、よって今回のシビック・タイプRについてはそれなりにしっかり利益を取るんじゃないかと予想。

つまりは本国の価格である485万円より「割安」になることは無いと考えられ、しかし心理的な抵抗線である「500万円」を超えることも無いと思われますし、これまでのタイプRの価格性能比と照らし合わせたとしても、先代を大きく超える価格設定は無いと思われ、新型シビック・タイプRの車両本体価格は「489万円」あたりじゃないかと考えています。


関連投稿:ホンダが大阪オートメッセにシビック・タイプR、NSX、F1マシンを展示。気合の入ったブースに

ホンダが大阪オートメッセ2017の出展概要を公開
これによるとウワサの新型シビック、しかもシビック・タイプRを展示、とのこと。
大阪オートメッセは南港のインテックス大阪で開催されるイベントですが、「オートサロン東京」の大阪版といえるもの。

以前までオートサロンというとショップ/チューナーによる改造車/チューニングカー、アフターマーケット品が多かったのですが、最近ではオートサロンにて新型車を自動車メーカーが展示する機会が増加。
ただし大阪は東京ほどのPR効果がないということでメーカーも「素通り」することが多く、しかし今回ホンダが新型シビック・タイプRを展示してくれる、というのは嬉しい限りです。

加えてマクラーレン・ホンダMP4-31、新型NSXも展示され、今回はかなり気合の入った内容と言えそうですね。

展示内容は下界の通り。

< プロトタイプモデル>
・シビック ハッチバック
・シビック セダン
・シビック TYPE R
< コンセプトモデル>
・FREED Modulo X Concept
・FREED ACTIVE Concept
・無限 GARU
< 参考出展車>
・S660 Bruno Leather Edition
< 市販車>
・NSX
< 用品装着車(市販車)>
・MUGEN FREED
< 競技車両>
・FIA フォーミュラ・ワン世界選手権:McLaren-Honda MP4-31
関連投稿:新型ホンダシビック・タイプRの価格は邦貨換算550万円ナリ

新型ホンダ・シビックの価格が発表に。
イギリスでは29995ポンド、日本円だと約550万円。
仮に国内で発売されたとして、イギリス生産、そして日本の場合は輸入する必要があることを考えると、まずこれ以下の価格となることは考えにくく、となると日本では最低でも600万円辺り、というとんでもない価格に(ホンダは輸入の場合、海外より国内の値付けを安くすることはまずしない)。

この辺りの価格だと(欧米でもそうですが)VWゴルフRを購入できる価格にもなり、果たして通用するのか?という懸念は出てきます。

おそらくは非常に限られた生産数にて、ニッチを狙う(もしくはFFでニュル最速、という宣伝効果)のだと思われますが、思っていたよりずっと高価でもあり、フクザツな気分ではあります。

なお、下記はシビック・タイプRコンセプト(赤)とシビック・タイプR(市販版)との比較。
コンセプトではタイヤサイズが大きいのですが、市販バージョンでは小ぶりに。
エアロパーツ(フロントスプリッタ、サイドステップ)も翼端状のものからふつうのものへ、そしてテールランプはリアウイング内蔵型から普通の形状へと変更されていますね。

関連投稿:早くも新型シビック・タイプRの転売が登場。価格はなんと新車の倍以上、950万円

新型ホンダ・シビック・タイプRを早速転売しようとする輩が登場。
新型シビック・タイプRは今回アメリカに初導入されることになりますが、そのためかアメリカでは人気が過熱気味となっています。
今回の転売もアメリカですが、実際のデリバリーはまだ始まっていないものの、予約をした人がそれを「売りに出した」ということのようですね。

なお今回売りに出されている価格は約950万円。
新型シビック・タイプRの車両本体価格は400万円弱なので、ゆうに倍を超える価格ということになります。

新型シビック・タイプRは英国スウィンドン工場での生産となり、アメリカにとっては「輸入」扱いとなりますが、それが飢餓感を煽ったり、「手に入らない」というイメージを演出している可能性も。
実際は潤沢に生産できでき(発売からちょっと経てば)プレミアム価格となることもなさそうですが、転売によってお金を儲けようとするのは世界中どこでも変わらず、しかしお金儲けの「基本」と言えるのかもしれません。

人より早く情報を手に入れ行動に移した人が、それをできなかったに人に高値で販売するのが「転売」となり、購入する人は「できなかった」理由、つまり居住地や手間などを「お金」で解決することになりますが、日本でも新型シビック・タイプR登場初期はプレミア価格で出回るのかもしれませんね。

関連投稿
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VIA:CARSCOOPS

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