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テスラ・サイバートラックを見てきた。さすがに実車のインパクトは通行人も二度見するレベル、しかしボディパネルには噂通りキズやギャップも【動画】

テスラ・サイバートラックを見てきた。さすがに実車のインパクトは通行人も二度見するレベル、しかしボディパネルには噂通りキズやギャップも【動画】

| 日本ではテスラ・サイバートラックの登録ができないことが残念でならない |

正直、手に入るものであれば手に入れたくなる魅力を発している

さて、テスラ・サイバートラックの展示を見にグランフロント大阪へ。

第一印象としては「やっぱりとんでもないインパクト」があるというもので、実際に”思わず二度見”する(たまたま通りがかった)通行人も。

このサイバートラックは日本での販売がなされないためにその存在を知らない人も多く、しかし「テスラ」の知名度はなかなかに高いようで、通りすがりの人々も「これ自分で運転しなくてもいいやつ?」「イーロン・マスクの会社のクルマ?」といった会話も聞かれ、テスラ=自動運転 / イーロン・マスクといった図式がしっかり根付いているもよう。

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テスラ・サイバートラックはこんなクルマだった

そこでざっとサイバートラックを見てきた際の印象を述べてみると、「思ったよりは大きくない」。

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たしかに大きなクルマではありますが、”想像していたほど”大きくなく、意外とスマートでシャープという印象も。

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それにしても未だにこのクルマが(米国で)合法に走れるというのはちょっとした驚きです。

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なお、テスラはサイバートラックのデザインの際に「ロボコップ」「アイアンマン」をイメージしたといいますが、たしかに実車を見ると「わかる」という感じです。

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サイバートラックの初期デザインとムードボードが公開される。インスピレーション元は「ロボコップ」「デロリアン」「サイバーパンク2077」「ブレードランナー」など
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曲線や曲面が一切ないという潔いデザインを持ち・・・。

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それは車体のいずれの部分にも共通します。

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なお、テスラの常として車両のあちこちにカメラが内蔵されていますが、フロントサイドでは樹脂製のクラッディングに埋め込まれます。

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充電ポートはリアフェンダー内にビルトイン。

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やはりサイバートラックのステンレスボディは傷が目立つ?

なお、テスラは「サイバートラックに使用されるウルトラハードステンレスは傷つきにくく、汚れにくい」と主張しているものの、実際に納車されたオーナーからは「すぐに指紋がつく」「油汚れがつくと落ちにくい」といった声も。

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実際のところ展示されているサイバートラックにおいても汚れや傷がいくつか目立ち、これは「洗剤で洗わないと」拭いただけでは落ちないかも知れず、納車された後にはすぐに(メンテナンスしやすいよう)ラッピングしたほうがいいのかもしれません。

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さらにはこういった傷もチョコチョコ。

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そしてもっとも大きな問題はパネル間のギャップであり、これは納車開始前に様々な指摘がなされた通り、かなり目立つという印象。

ただ、こういった問題はサイバートラックに限ったものではなく、普及価格帯の(アメリカ生産の)アメ車には少なくはないと認識していて、それなりの価格を誇るシボレー・コルベットにおいても同様の状況が見られます。

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これはステンレスという加工の難しい素材に起因するものですが、プレスラインが揃っておらず、このあたりは今後の改善に期待したいところですね。

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ちなみにこの展示車はプロトタイプではなく「プロダクションモデル」だと思われ、初回限定モデルの「ファウンデーション・シリーズ」のロゴが入ります。

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他の画像はFacebookのアルバム「テスラ サイバートラック|Tesla Cybertruck」に保存中(82枚)。

テスラ・サイバートラックを見てきた際の動画はこちら

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