
| 吉利汽車傘下となった新しいロータスは「これまで」とは大きく車両や客層が異なる |
今までに馴染みがなかった新しいテクノロジーの導入も
さて、お招きいただき「ロータス大阪」プレオープニングイベントへ。
ここでロータスの大阪における展開について触れておくと、これまではジロン自動車さんがロータスの正規販売店として機能していたものの、諸々の事情にて(これまでのロータスと今後のロータスでは価格帯や客層、ロータス本社が求める設備などに差があるためだと思われる)ジロン自動車さんから八光エルアールさんへと正規ディーラーの権利が(大阪において)移っています。
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今後の展開には大きく期待がかかる
今回イベントの場となったのはヒルトン大阪ホテルで、展示車としては「エメヤ」「エミーラ」「エレトレ」の3台。
まずは上層部からの挨拶があったのちにロータスのプレゼンテーションが行われ、ここでは過去のロータスのレーシングカーやロードカーと現在のロータスとの共通性、そして新しい経営戦略「ヴィジョン80」の説明も。
そしてケーキも提供されることになりますが、これはエメヤそしてエレトレのエアインテークに用いられる「三角形」がモチーフとなっています。※上に乗るチョコレート、皿にパウダーで描かれる文様が三角)。
こちらがそのグリル。
近年のイベントではこういった「(クルマと提供されるフードとに共通性をもたせる)演出」が多々見られますが、イベントを企画する人もけっこう大変なんだろうなあ、と思います。
そして会場にはロータス・ヨーロッパも展示されていますが、スーパーカーブームを幼少期に経験したぼくとしては最新モデルよりも惹かれる存在です。
ロータスはそれまでの競技の世界における主流であった「ハイパワー」に真っ向から挑戦する形でのクルマづくりを行っていて、つまりは「コンパクトな車体、小排気量エンジン」を核としながら「バランス」「ハンドリング」を追求し、これによってライバルたちと互角に(ときにはそれ以上に)勝負を繰り広げたわけですね(F1の世界においても、他社が大排気量エンジンを積んだミドシップカーの扱いに苦戦するのを尻目に、小排気量エンジンをミッドに搭載してコントローラブルなマシンを製作し、ミドシップの時代をもたらした)。
そして現代のロータスに目を移すと「エミーラ」に・・・。
エレトレ、そして・・・。
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エメヤ。
今回は参加者の車両に対する興味が非常に高く、ゆっくりと写真を撮ることができなかったため、春にグランドオープンを迎えるショールム開設を待ち実車をゆっくり見せていただこうと考えています。
参考までに、八光グループでは「フィアット / アバルト」「マセラティ」「アルファロメオ」といったイタリア車、そして「ジャガー ランドローバー」「アストンマーティン」「マクラーレン」といったイギリス車を扱っており(いずれも非常に趣味性が強く個性的なラインアップである)、今後いずれかの場面にてお世話になることがあると考えています。
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