| アストンマーティン大阪にはレアものアストンが勢揃い |
さて、新型ヴァンテージの試乗のためにアストンマーティン大阪さんへ。
目当てはもちろんヴァンテージだったのですが、ショールームには「DB11 AMR V12」ほか目を奪われるレアものが揃っており、まずは画像にてそれら展示車両を2つの記事に分けて紹介したいと思います。
DB11 AMR V12は迫力満点
最初はDB11 AMR V12。
「AMR」はアストンマーティン・レーシング(AstonMartin Racing)の略で、アストンマーティンの製作するレーシングカーのエッセンスを落とし込んだシリーズです。
BMW「M」、メルセデス・ベンツ「AMG」、ポルシェ「GT」のような性格であり、つまりは「トップレンジ」と考えてOK。
↓このAMRライムのブレーキキャリパーはオプション
実際にトップレンジにふさわしく、エンジンはDB11と同じV12ツインターボながらも出力は+30馬力の630馬力、最高速度は+10キロとなり335km/hへ。
↓エンジンのヘッドカバーには「AMR」バッジが装着
限定モデルとしてアストンマーティンのレーシングカーに伝統的に採用される「スターリンググリーン」を持つDB11 AMRも販売されますが、この個体は「ブラック」。
ホイールもテールランプもヘッドライトもマフラーエンドも全部ブラックで、「ブラック以外」の色は外装だと「AMRライム」のブレーキキャリパーのみ。
フロントフードのフィンやサイドスカットルなどのカーボンパーツは「標準」のようですが、ルーフやピラーのカーボンパーツは「オプション」扱い(この車両はオプションが300万円ほど装着されている)。
そしてテールランプも「ブラック(通常のCB11でもオプションで選択可能)」。
シートには「AMRライム(グリーン)」のライン、そしてコントラストステッチ(オプション)。
フロントフードはこんな感じで前にガバっと開く形式。
DB11は(AMRでなくとも)まるでレーシングカーのようなフロントセクションを持っていて、フロントサスペンションも「丸見え」。
ある評論家が「アストンマーティンの豪華な外観に惑わされてはならない。その本質はスーパーセブンのようなスパルタンなクルマなのだ」と語っていましたが、まさにそうなんだろうなと感じさせられる部分でもあります。
なお日本での車両価格は2600万円くらいですが、北米での価格は241,000ドルなので、日本での値付けは「相当に頑張った」と考えて良さそう。
とにかくDB11 AMRはとんでもない迫力を持つ車で、ショールームに入った瞬間に目を奪われたクルマでもあり、正直「この価格でこの車が買えるのか・・・」という軽い衝撃を受けることに。
DB11 AMRはランボルギーニやポルシェに変わる「第三の選択」として非常に有力かもしれませんね。
アストンマーティンV12ヴァンテージSの凄みも負けてはいない
こちらはV12ヴァンテージS。
「ヴァンテージ」は当時のアストンマーティンが誇る最軽量のスポーツカーで、当初のヴァンテージはV8エンジンを搭載して登場していますが、このV12ヴァンテージSは文字通りその軽量マシンにV12エンジンを押し込んだ「V12ヴァンテージ」の進化版(なんせ”S”の文字がついている)。※アストンマーティンによるV12ヴァンテージSの紹介ページはこちら
出力は517馬力から571馬力へ、0-100キロ加速は4.3秒から3.7秒となり、文字通り当時における「アストンマーティン最速の量販車」。
フロントフードのダクトはカーボン製。
フロントバンパーインサートもカーボン製。
フロントフェンダーに燦然と輝く「V12」バッジ。
ボディカラーはアストンマーティンらしいメタリックグレーでホイールはマット仕上げのブラック。
明らかに「通常モデルとは異なる」オーラを放っていますね。
他の画像はFacebookのアルバム「アストンマーティン大阪」に保存中です。
アストンマーティン大阪八光ショールーム
住所:〒556-0023 大阪市浪速区稲荷1-9-22(Google Mapで表示する)
TEL:06-4392-1085
E-Mail:astonmartin-osaka@hakko-group.co.jp
定休日:水曜日
営業時間:10:00~19:00