香港で見かけた車たち。
香港はかなりなお金持ちが多いことでも有名ですが、同時に関税などで自動車がかなり高価、ということでも知られます。
にもかかわらず香港では高額車両が多数見られ、とくにブランド街や高級ホテル前では高級車多数。
ここでその一部を見てみましょう(だいたいは気がつくと車が通り過ぎたりしていてシャッターチャンスを逃している)。
まずは変わったところで「教習車」。
「学」と書いた大きなステッカーが貼られており、ひと目で「普通の車とは違う」ということがわかる仕様に。
なぜかラリーカーのような大きなマッドフラップが付いていますが、これは接触時の衝撃を和らげたり、ここがまず接触することで発せられる音で注意喚起を行うものではないか、と考えています。
こちらはランボルギーニ・ウラカン。
香港はイタリア以外で初めて(ポップアップとは言え)ランボルギーニ・ミュージアムが開かれた地域であり、ランボルギーニ人気が非常に高い地域でもありますね。
相当に増えているのがポルシェ・マカン。
以前はカイエンが多かったのですが、完全にそのシェアをマカンに奪われている、といったイメージ。
そう考えると時期カイエンはマカンにはない「何か」を持っていないと販売を盛り返せないかもしれない、と考えたり。
なおポルシェセンターはかなり大きく、911ターボなど希少モデルもよく展示されているのを見かけます。
こちらはBMW i3やEV専用駐車/充電スペース(ショッピングセンター。この区画だけグリーンが用いられている)といったEV関連。
香港はかなり環境に対する関心が高く、テスラの導入も日本よりずっと早かった、という過去があります。
現在においてもテスラの数は非常に多く、またEVに対しては税金含めて大きな優遇がある模様。
バイクも意外と多いのが香港。
ただし殆どはスクーターで、このBMW RnineTのようなネイキッドバイクは少数派。
このRnineTは格好良くカスタムされていますね。
狭い土地柄を反映してか(道も細いところが多い)スマートもけっこう多数。
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4。
ペニンシュラホテル香港前にて、ペニンシュラ仕様のロールスロイス。
ペニンシュラは二十数台のロールスロイスを保有しており、定期的に入れ替えることで有名ですが、新型が出た後にまた入れ替えるものと思われます。
現行のロールスロイスをチャーターできるサービスがあり過去に利用したことがありますが、新型に入れ替わった際にもう一度利用してみたいと考えています。
もと英国領ということで多いのがベントレー。
同じくミニ、ロールスロイス、レンジローバーも他の国に比べると比率が高いように思います。
なおベントレーのナンバープレートは「FC」ですが、こういった文字の少ないナンバーは非常に高価。
香港ではナンバープレートは「車」ではなく「人」が取得するもので、取得したものは車が変わってもそのままナンバーを付け替え、同じものを使うのが通例。
よって、たとえば「1」だと香港で一番目に車を購入した人(もしくはそれにかなり近い)とも考えられ、オークションで何億、という価格がついたりします。
そのほかにも「OO7」や「F1」が高価なナンバーであるのはよく知られ、香港以外でも「人」にナンバープレートが付いてまわる国は多いようですね。
インド人富豪がナンバープレート「D5」を10億円にて落札。他にも「09」を7億円で購入
超高級ホテル、ウォルドルフにてランボルギーニ・ウラカンの試乗が可能に。
とはいっても自分でドライブすることはできず、ランボルギーニから派遣されたドライバーが運転する車に乗り、30分程度で決められたコースを走る、というもの。
利用できるモデルはウラカンLP580-2とウラカンLP610-4スパイダーで、アメリカにある6つのウォルドルフとローマ、ヴェルサイユ、北京、そして中東にある2つのホテルでの試乗が可能。
なおウォルドルフは中国企業に買い取られてしまい、そのためアメリカの要人御用達であったにもかかわらず、買収された後は「セキュリティが心配(盗聴など)」としてウォルドルフへの宿泊を拒否する要人も出てきていますね。
このほか、いくつかの高級ホテルではランボルギーニやフェラーリなどのスポーツカーを貸し出すサービスを行っているようです(ペニンシュラ東京でも以前にアウディR8の貸出があった)。