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驚愕の豪華さを誇るDSのフラッグシップ、「DS7 クロスバック」にPHEV追加。最高出力は300馬力

2018/09/26

| DS7クロスバックに4輪駆動のPHEV追加 |

DSが人気のSUV、「DS7クロスバック」にプラグインハイブリッドを追加。
日本だと、ガソリンエンジンのDS7クロスバックは7月に発表され、すでに試乗車が配備されている状態です。
モデル構成としてはベーシックな「So Chic(ディーゼルエンジン、496万円~)」、フル装備の「Grand Chic(ガソリン/ディーゼル、542万円~)」という2つ。

今回発表された「DS7クロスバック E-Tense(イーテンス)4x4」は今のところ欧州市場のみでの投入ですが、じき日本にも追加されることになりそうです。

なお、0-100キロ加速は6.5秒、ピュアエレクトリックモードでの走行可能距離が50キロというスペックからするに、この数日前に発表された「プジョー3008GT HYBRYD4」と同じユニットを使用しているのかもしれませんね(プジョーとシトロエンは現在同じグループ)。

DS7クロスバックは驚きに溢れたクルマだ

DSでは、これまでのコンセプトカーでも採用されたとおり「E-Tense」がエレクトリックモデルを表すということになりそうですが、今回のDS7クロスバックE-Tenseは出力300馬力で、200馬力の1.6リッターガソリンエンジンと、最大110馬力を発生するエレクトリックモーター2つでパワートレーンが構成されています。

200馬力のガソリンエンジンと、110馬力のモーター2個だと、出力は合計で420馬力となりますが、DSでは最大出力を「合計で300馬力」に抑えているようで、これは過剰なガソリンやバッテリーの消耗を避けるためだと思われます(かなり複雑な制御をしているようで、回生システムにおいても”モータースポーツ由来”の高い効率を誇るシステムを採用している)。

なお、モーターはフロントにひとつ、リアに一つ。
ガソリンエンジンが駆動するのは8速トランスミッションを介しての前輪のみで、後輪の駆動はモーターによってのみ。

今回DSはDS7クロスバックのエレクトリック化に伴い、「ラベッジスペースを犠牲にしていない」と主張。
通常、ガソリンモデルをエレクトリック化すると、必要なバッテリーはラゲッジスペースに積まれ、結果的にラゲッジスペースが圧迫されるものの、DS7クロスバックではフロアにバッテリーを敷き詰めることでこれを回避しているようですね。

今回、DSはDS7クロスバックE-Tense 4×4専用色として「クリスタルグレー」を追加。
通常のDS7では「ブランバンキーズ(ホワイト)」「グリアルタンス(グレー)」「ノアールペルラネラ(ブラック)」「ブルーアンクル(ブルー)」「オルビザンタン(ゴールド)」「ブランアンドラディート(ブラウン)」「ルージュアルティメット(レッド)」「ブランナクレ(ホワイト)」というラインアップ。

基本的に、エレガントで、かつ深みのあるカラーが多く、さすがはフランスのブランドといったところですね。

なお、DS7はあまり報道されないのが残念ですが、DSの考えるラグジュアリーがいかんなく発揮されたクルマ。
下の動画の冒頭で出てくる「LEDユニットが回転するヘッドライト」、そしてGrand Chicのインテリアに備わる回転式のアナログクロックなど、「おお」という装備が多数。
その他内外装の細かいところにおいても「凄いなコレ」という驚きに満ち溢れたクルマでもあります。※ルイ・ヴィトンの腕時計、「タンブール」でもインデックスが回転する腕時計がありましたが、フランス人は回転する機構が好きなのかも

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