アウディがガソリン車販売終了を前にして「史上最高のガソリンエンジン搭載車」を発売するようだ！スポーツカーと見られるものの実際にどんなクルマとなるのかはナゾのまま

｜　アウディは「最後の記念碑」を打ち立てることで将来に残すための資産を作りたい？　｜

しかしながら現段階ではその情報は「ほぼゼロ」に近い

さて、アウディは2026年以降に発売する新車をすべて電動化し、2030年以降に販売するクルマをすべて電気自動車にすると発表していますが、アウディ・オブ・アメリカのコミュニケーション・ディレクター、マーク・ダーンケ氏がカーメディアに対し「今から2026年にかけ、史上最高の内燃機関搭載車が登場します」と語ったもよう。

アウディから新型スポーツカーが登場する？

加えてマーク・ダーンケ氏は次世代アウディRS6アバントについて言及し、「あなたの心を揺さぶるクルマになるでしょう」、そしてさらには「かならずやスポーツカーは登場します」とも。

ただし具体的な話には一切触れておらず、しかしアウディが持つスポーツカーといえばR8とTTしかなく、よって選択肢となると、これら2つのうちいずれかをベースにしたハイパフォーマンスモデルになるのか、それとも新しいモデルとして登場するか。

しかし「ブランニューモデル」となると非常にコストがかかり、アウディがこの段階で費用を投じてガソリンエンジン搭載モデルを開発するとは考えにくく、よってTTもしくはR8をベースとするのかも。

そして「TTかR8か」となると、ガソリン世代最後の記念モデルとしてふさわしいのはR8と考えるのが妥当であり、R8のハードコアモデルなのか、それともR8をベースとしつつも全く異なる外観を与え、名称自体もR8以外のものとなるのかしれません。

TT、R8はどうなるのか

ちなみにですが、現在TTはその幕引きの最中であり、日本市場においては最終記念限定モデルの発売がアナウンスされたばかりです。

R8についても先日「生産終了」がアナウンスされていて、こちらも最終記念限定モデルが登場したものの、今後の先行きは不透明。

ちなみにですが、アウディは過去にいくつかのモデルの販売を終了させていますが、いったん販売が終了したモデルを復活させたことは”一度も”なく、よってこの例を考慮するならば、TTそしてR8が復活することは二度とないのかもしれません。

となるとますます「これからアウディが登場させるというスポーツカー」「史上最高の内燃機関搭載車」はR8ベースの「別の名称を持つクルマ」となりそうで、しかしこのプロジェクトがウワサとなったことはなく、よって実際にこのプロジェクトが存在するのかどうか、そしてどこまで進んでいるのかも現時点では「ナゾ」ということになりそうです。

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参照：CARBUZZ