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新型BMW Z4用のチューニングパーツ続々登場!もしかするとZ4のエキゾーストシステムはスープラにも使えそう

2019/06/02

| 両者の共通性は高く、チューナーとしては「オイシイ」市場かも |

ドイツのチューナー、マンハートがBMW Z4向けのチューニングプログラムを自社のFacebookページにて公開。

ただしそのチューンの範囲は大きくなく、最大のカスタムは「グラフィックパッケージ」。
これはマンハートのアイコンとも言える「ゴールドのストライプとゴールドの縁取り」を与えたもので、しかし考えようによっては「ほかのどんなカスタムよりも効果的」なのかも。

そのほかだとフロントにスプリッター追加、ホイール交換にローダウンがなされているように見えますね。

マンハートの実力は間違いない

なお、マンハートは実際のところ「見た目だけ」のブランドではなくパフォーマンスもガツンと向上させることができるブランドであり、BMW M2のエンジンを145馬力アップさせるチューニングパッケージを公開。

これについてはエンジン本体はノーマルのまま、「ECU」と「カーボン製エアインテークシステム」「自社製オリジナルマフラー」 のみで550馬力化を達成したとしていて、かなりコストパフォーマンスが高そうではありますね。

そのほか、ランボルギーニ・ウルスを640馬力から812馬力にまでパワーアップさせるなど、その技術は確かだと言えそう。

かつ、ニューモデルに対しても積極的に取り組む様子も見られ、おそらくは新型Z4についてもすぐにパフォーマンスをアップさせるメニューを発表してくれるものだと期待しています。

実際にBMW Z4の出力を引き上げるチューナーも

なお、マンハートとは別にDahlerもBMW Z4のチューニングプログラムを公開しており、こちらはエンジンパワーを60馬力向上させ、最高速度を時速250キロから300キロに引き上げた、と発表しています。

チューニング詳細について触れられてはいないものの、大径ホイール装着にフロントスプリッター追加、リアディフューザー交換、そして大口径テールパイプを持つエキゾーストシステムが(動画では)確認できます。

Z4用カスタムパーツはGRスープラにも転用可能?

ここで気になるのがBMW Z4向けのパーツはどれくらい新型スープラに流用できるのか、ということ。
BMW Z4とトヨタ・スープラは共同にて開発され、生産工場も同じ。
エンジン、トランスミッションなど多くを共有しますが、となるとZ4用としてサードパーティーが提供するエアクリーナーやECU、スロットルコントローラーあたりはそのまま流用できそう。

そしてよく見るとZ4とスープラとのテールパイプの「位置」は良く似ており、もしかするとテールパイプ以外のエキゾーストシステムは「共通」で、BMW Z4用のマフラーが新型スープラに使えるのかもしれません。

上がスープラ、下がZ4ですが、たぶんエキゾーストパイプの位置は「同じ」(つまり同一のエキゾーストシステムを持っている)。

サスペンションについても共通性は高いと考えられ、ダンパーやスプリングは「共通」である可能性もあって、Z4にはあってスープラにはない「エンジンルーム内の補強パーツ」はスープラに流用できそう(シルバーの”棒”)。

そのほか外装ではドアミラーが共通しているようですが、まだまだ探せば「共通パーツ」が見つかるかもしれません。

ただ、ふと思うのは、BMW Z4よりもトヨタ・スープラのほうが数が出そうで、チューナーとしてはスープラ向けにパーツを開発したほうがいいのではないかと思うことも。
そうすれば自動的に「Z4に対応」するパーツも出てくるので、「スープラとZ4」をあわせると、ここ最近のスポーツカーとしては例外的に大きな市場になりそうでもありますね。


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