| マンハートのチューニングは「ライト」ながらも高いパフォーマンスを誇る |
マンハートがBMW M2コンペティションのチューニングパッケージを公開。
いつものマンハートらしく「ブラック×ゴールド」のカラーコーディネートが目を引きますね。
もともとのBMW M2コンペティションの出力は405馬力ですが、マンハートでは145馬力アップの550馬力までチューン。
エンジンそのものは3リッター直6ツインターボと変わらず、エンジン本体にも手が入っていないものの「ECU」と「カーボン製エアインテークシステム」「自社製オリジナルマフラー」でこれを実現した、とのこと。
もちろんパフォーマンスも向上
なお、出力向上にともなってもちろん加速性能も向上し、ノーマルの4.2秒から「4秒」へ。
これはM4クーペの4.1秒よりも速く、M4クーペ・コンペティションの4秒と同じ数値となり、相当な加速を誇るということが分かります。
外観についてはフロントスプリッター、サイドウイング、リアディフューザー、トランクリッドスポイラー(いずれのカーボン製)が装着。
バンパーやボディサイド、ドアミラーにはゴールドのアクセントが付与されていますね。
サスペンションはKW製のスプリング使用にて2センチダウンし、ホイールは20インチサイズの「コンケーブ・ワン(ブラックにペイントされ、ゴールドのアクセントが入る)」。
マンハートのチューンはコスパが高い?
なお、マンハートはこれまでにも多くのチューニングを公開。
BMWをもっとも得意とするようですが、ほかにもメルセデス・ベンツやポルシェも(ドイツのチューナーらしく)手がけます。
BMWの場合、1シリーズだと「MH1」、2シリーズだと「MH2」といった感じで「MHi8」までが展開され、中には限定モデルとなるハイパワーモデル「MH2 630(630馬力)」といったものも。
そしていずれもチューニング内容としては「エアクリーナー、マフラー、ECU」と「ホイール交換+ローダウン」といったものがメインで、エンジン本体を弄ったり、ショックアブソーバー自体を交換するわけではなく、つまり「パワーアップの幅や、見た目の割に」コストがかかっていないのかもしれません。
そういった意味では「マンハートのチューンはコストパフォーマンスが高い」とも言えそうですね。
ただ、中には「触媒レス」といった過激チューンがなされた限定モデルもあり、こういったところは「さすがドイツのチューナー」と感じさせられる部分。
ポルシェ911もターボエンジン化されたのちは比較的パワーアップが容易になり、サクっと+140馬力アップ。
VIA:MANHART