IWCよりメルセデスAMG F1チームとのコラボによる「衝撃吸収腕時計」、ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL トト・ヴォルフを100本のみ発売

Image：IWC

｜　この腕時計は素材、構造ともにIWC「キモ入り」である　｜

機能が「見てわかる」のが面白い

さて、メルセデスAMGと（2004年以降）パートナーシップ関係にあるIWCシャフハウゼンが新作腕時計「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL“Toto Wolff x MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM”」を発表。

その名からわかるとおり、メルセデスAMG ペトロナス・F1チームの代表であるトト・ヴォルフへの敬意を表現したもので、世界限定100本にて提供されます（価格については公表されていない）。

この腕時計は極限の環境下にて耐えうるタフネスさを備える

この「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL“Toto Wolff x MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM”」のベースとなるのは「「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL」ですが、これはIWCシャフハウゼンのエンジニアリング部門であるXPL（IWCはメルセデスAMGのエンジニアリングパートナーを務めている）によって開発された「SPRIN-g PROTECT システム」を持つことが特徴で、”ケースに内蔵されたスプリングがムーブメントを保護する”という独特の構造を持っています（30,000Gにも耐えることができる）。

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そしてベースモデルにこの腕時計が選ばれたのは「F1マシンのコクピットやピットレーン内部」といった過酷な状況を想定したからだとされ、そのユニークな構造を視覚的に捉えることも可能です。

なお、このスプリングはバルク金属ガラス（BMG）を素材としており、ペトロナスグリーンのスーパールミノバでコーティングされているため、暗闇ではその機能を誇示するかのように発光することに。

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ケースとクラウンにはIWCが開発した独自素材「セラタニウム（セラミックとチタンとの合金）」が用いられ、それぞれがブラックにて仕上げられます。

文字盤は特殊なツールを使用して凹凸が表現されたマットブラック（超シンプル）、針もマットブラックにホワイトのスーパールミノバ。

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なお、ケースバックはスケルトン、そしてサファイアクリスタルは「スモーク仕様」、ムーブメントそのものもブラック仕上げ（キャリバー32101、パワーリザーブ120時間）。※クリスタル表面のサインはトト・ヴォルフのものだと思われる

ストラップは標準でペトロナスグリーンのラバー製、換えストラップとしてファブリックのインレイが施されるブラックのラバーストラップも付属します。

ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL“Toto Wolff x MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM”を紹介する動画はこちら

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参照：IWC