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1台あたり200万円近い利益を誇るポルシェ。業績好調につき、従業員に平均121万円のボーナスを支給すると発表

2019/03/23

さらにこの利益は今後も拡大しそう

ポルシェが業績好調につき、最大で9700ユーロのボーナスを従業員に支給する、と発表。
「最大」というのは個々の労働時間や勤続年数等によってその額が異なるためで、しかし25,000人が支払の対象になる、とのこと。

なお、ポルシェはここ数年ずっとこの特別ボーナスを支給し続けており、2015年には8,600ユーロ、2016年には8,911ユーロ、2017年には9,111ユーロ、2018年には9,656ユーロを支給しています。

ポルシェの販売台数は2020から数えて4.7倍に

ざっとポルシェの販売台数を2000年から拾ってみると下記のとおりで、現在の販売台数は2000年から比較すると4.7倍という数字に。
2018年のモデル別内訳は「 マカン86,031台、カイエン71,458台、パナメーラ38,443台、91135,573台、718ボクスター/ケイマン24,760台」というものですが、やはりニューモデルを投入した年は大きく伸びていることがわかります。※タイカンの発売は2020年なので、6年おきにニューモデルを発売していることもわかる

2000年 54,586台
2001年 54,234台
2002年 66,803台 ※カイエン発売
2003年 76,827台
2004年 88,379台
2005年 96,794台
2006年 97,515台
2007年 98,652台
2008年 75,238台 ※パナメーラ発売
2009年 81,850台
2010年 99,133台
2011年 116,978台
2012年 143,096台
2013年 161,982台
2014年 189,849台 ※マカン発売
2015年 225,121台
2016年 237,778台
2017年 246,375台
2018年 25,6255台

そしてポルシェは「カイエン・クーペ」を発表し、さらにブランニューモデル「タイカン」の発売も控えていて、さらに販売を伸ばすのは間違いなさそう。
なお、タイカンについては2万人の顧客が購入に興味を示しているとされ、そしてそれらの顧客の多くはテスラからの流入だとされるので、タイカンの販売はそのまま「積み増し」されることになりそう。

そしてポルシェの「1台あたり利益」はほかの自動車メーカーに比較しても圧倒的に高い水準にありますが、これは悪名高い(?)ポルシェの高額オプションが関係しているといい、ポルシェがさらにオプション群を拡大していたり、そのカスタム部門「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」の活動を活発化させていることを考えるに、さらにこの1台あたり利益が拡大することになるのかもしれません。

VIA:PORSCHE

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