![シンガーがポルシェ911レストモッドを2台公開!スター・ウォーズモチーフの「タトゥイーン」そしてゴールドがテーマの「ゴールドフィンガー」](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/10/Singer-Porsche.jpg)
| シンガーのカスタムにおける「ネタ」は尽きることがないようだ |
現実の地名がついていないシンガー製ポルシェ911レストモッドは珍しい
さて、精力的にポルシェ911のレストモッドを発表し続けるシンガー・ヴィークル・デザインですが、今回は2つの「新しい」レストモッドを公開。
まず1つめは「タトゥイーン(Tatooine)コミッション」と名付けられた個体ですが、このタトゥイーンとは映画スター・ウォーズに登場する、アウター・リムのアケニス宙域に浮かぶ砂の惑星を指しているものと思われます。
シンガーのカスタムするポルシェは、それぞれオーナーの住む地名が付けられることが多く、しかしこれまでにも多数のレストモッドがリリースされてきたため、もう「実在の地名だけではカバーできなく」なってきたのかもしれませんね。
なお、撮影が行われたのはカリフォルニアにあるシンガー本社付近の渓谷だといいますが、なんとなく「タトゥイーン的」だとも思います。
シンガー・ポルシェ「タトゥイーン・コミッション」のボディカラーはブルーブラック
このタトゥイーン・コミッションに採用されるボディカラーは「ブルーブラック」で、サイドのストライプはゴースト仕様、そして「PORSCHE」文字はラヴェルダブルー。
ホイールはおなじみフックス風デザインを持ち、ディスクやリムはマットな質感を持つチタンカラー。
![244481442_10158089041656496_4894764283282121000_n](https://live.staticflickr.com/65535/51576181420_1211bc4997_c.jpg)
ドアハンドルやドアミラー、ウインドウモール、ヘッドライト/テールランプベセル、リアバンパーオーバーライダーなどもやはりチタンカラー仕上げとなっています。
他の個体同様に、「ちょっとした」ダックテールリアスポイラー、外付け式のオイルフィラーキャップ、フロントフード中央にはフューエルフィラーキャップが取り付けられていますね。
![244999546_10158090635396496_3821770934717918962_n](https://live.staticflickr.com/65535/51576181390_28b1ebce8b_c.jpg)
リアに搭載されるのは4リッターに排気量が拡大された水平対向6気筒自然吸気エンジン。
トランスミッションは6速マニュアル、駆動方式はRRです(シンガーでは4WDも指定できる)。
![244470160_10158090635406496_807927685638295013_n](https://live.staticflickr.com/65535/51574449357_99a1968668_c.jpg)
エンジンフードには「REIMAGINED(リイマジンド)」そしてニッケル仕上げのシンガーロゴが付与されています。
![244044134_10158078233406496_4008758814970665245_n](https://live.staticflickr.com/65535/51575499558_70cefc4aef_c.jpg)
エンジン本体にはセラミック・プレナム加工が施され、エキゾーストパイプにはブラックセラミック加工が取り入れられている、とのこと。
![245014138_10158090635401496_6972230943917806830_n](https://live.staticflickr.com/65535/51575499863_bfa69d609d_c.jpg)
やはりシンガー製ポルシェ911のインテリアは特別だった
そしてやはりシンガー製911だけあってそのインテリアには目を奪われるものがあり、コニャックをベースに濃淡をもたせたブルー、ブラックの編み込みレザーが採用(ロールバーにもコニャックレザーが巻かれている)。
![244735203_10158089041666496_3738722720971599644_n](https://live.staticflickr.com/65535/51574448997_27cc032a14_c.jpg)
おそらくバケットシートのシェルはカーボンファイバー製だと思われますが、ボディカラー同色にペイントされているようですね。
![244752975_10158087868306496_6540845862183470099_n](https://live.staticflickr.com/65535/51574449097_9ffe866ebf_c.jpg)
フロアそしてセンタートンネルもボディカラー同色、そしてステアリングホイールのホーンボタンリングやペダル、シフトレバーのシャフト部分、ドアスピーカーサラウンドにはダーク仕上げが施されています。
なお、見たところ「内装のデザインを崩さない」ように設計された、ポルシェ純正のコンパクトなカーナビゲーションシステムを埋め込んでいるようですね。
シンガー・ヴィークル・デザインは911「ゴールドフィンガー」も公開
そしてシンガーが公開したもう一台のポルシェ911レストモッドが「ゴールドフィンガー(こちらも地名がついていない)」。
その名の通りゴールドをイメージした仕上げがなされており、まずボディカラーが「ゴールド」。
サイドにはストライプやPORESCHEロゴが入っておらず、しかしリアフードのバッジ類はゴールド仕上げを持つ模様。
ウインドウモール、ドアミラー、ドアハンドル、バンパーオーバーライダー、バンパーモール、ホイール、エンジンフードのルーバーにはマットクロームフィニッシュが用いられており、かなりシックな仕上げを持っているように見えますね。
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そのほか外観だと、センターロックホイールのナットにも「ゴールド」が用いられています。
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エンジンルームではファンネルもゴールド仕上げ。
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タコメーターはゴールドの文字盤にゴールドのリングを持っており、ここまで「ゴールドにこだわった」個体は珍しいかもしれませんね(インデックスはアプライド仕上げ)。
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参照:Singer Vehicle Design