| ポルシェの「アクセルとブレーキとの踏み間違い」は珍しい |
それにしてもこのスピードと衝撃の大きさには驚かされる
さて、日本では「ペダルの踏み間違い」による事故が時折発生し、なかには痛ましい結果を招くものもありますが、今回は香港にてポルシェ911タルガが商店に突っ込み、7人がけがをするという事故が発生。
現在事故の詳細は報じられていないものの、現地の報道では「ブレーキとアクセルとの踏み間違いによるもの」と報じられています。
動画はこちら
その事故はこうやって起こった
そして事故の様子はいくつかのカメラによって捉えられていますが、まずはポルシェ911タルガが路上にて停車。
その後なぜか(後続車がすぐ後ろにいるのに)バックしており、後続車はクラクションを鳴らすものの911タルガはそのままバックを続け、案の定後続車にヒットしています。
ただ、ここからが問題で、このポルシェ911タルガは前方に向けて思いっきり加速することに。
とにかく加速を続け・・・。
コントロールを失ったのか右側の歩道に乗り上げ、そのままお店に突入。
こちらは別のカメラが捉えた「ポルシェ911タルガが突っ込む前」の様子。
そこへポルシェ911タルガが猛スピードにて突っ込んできて・・・。
スピンしつつドカン!と突入。
一体なぜこんなことに?
今回の事故について、上述の通り詳細についてはなにもわかりませんが、ポルシェ911はバックする際に(運転席側の)ドアを開けており、ここで降りようとしたか、もしくは後方を確認しながらバックしようとしたのかもしれません。
ただ、意図せずにバックしてしまったか、もしくは真後ろのクルマにまったく気づいていないままにバックしてしまい、そこで後続車にヒットして驚くことになって前に移動させねばと考えたものの、そのまま思いっきり加速してしまったのかもしれません。
なお、バックしたあとにDレンジへとギアを入れており、これ自体も「P」に入れるつもりが「D」に入ってしまったのかもしれませんし、とにかくドライバーは焦ってしまい、自分でも何をどうしたか記憶にない可能性もありそうです。
参考までにですが、ぼくにも似たような経験があって、自分自身の運転ではないものの、買取業者に査定を依頼してもらっているとき、査定士が誤ってクルマを発進させてしまって向かいの家の花壇に衝突し、それに驚いて今度はバックギアに入れて思いっきりアクセルを踏んでバックして今度はぼくの家にヒットし、それに驚いてまた前進させて向かいの家にヒットしてしまったことも。
今回の例がこれに類するのかどうかはわかりませんが、ポルシェ911タルガは非常にパワーがあり、0−100km/hまでを3秒ちょっとで加速する性能を持っており、ちょっとした間違いであっても恐ろしい結果を招く可能性があり、ぼくらはそれを認識しておかねばならないのは間違いなさそうです。
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参照:Abema