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奥山清行氏最新モデル「kode 0」公式公開。「ストラトス・ゼロ、フェラーリ・モデューロを現代に」

2017/08/19

先日より画像がちょっとづつ出ていた、ケン・オクヤマ(奥山 清行:おくやま きよゆき)氏の最新作、「Kode0(コード・ゼロ)」が公式公開され、同時にスペシャルサイトもオープン。
予想通りランボルギーニ・アヴェンタドールをベースとしたもので、プレスリリースによればマルチェロ・ガンディーニ、ピニンファリーナの描いたドリームカーたちのテイストを現代の技術で再現した車、とあります。

マルチェロ・ガンディーニ氏の作品としてランボルギーニ・カウンタック、ランチア・ストラトス・ゼロ、ピニンファリーナではフェラーリ・モデューロをそのインスピレーションの源として挙げていますが、「ストラトス・ゼロ(STRATOS ZERO)」はこんな感じ。
おそらくはKode0をオーダーした顧客がストラトス・ゼロを強く意識し、その再現を求めたのでしょうね(ボディカラーも似ていて、サイドの「>」形状デザインもそっくり)。

Image:Bertone

 

 

フェラーリ・モデューロ(FERRARI MODURO)はこれ。
宇宙船のキャビン(モジュール)をイメージしたというだけあって、かなり未来に行ってしまったデザインですね。

そしてぼくが連想したのはランボルギーニ・ブラボー(Lamborghini Bravo)。
これもやはりガンディーニ氏(ベルトーネ時代)の作品。

今回の「kode 0」はランボルギーニ・アヴェンタドール(フェイスリフト前)がベースであり、エンジン出力は700馬力、重量は1550キロと公表されています。

デザイン的な特徴は極端なウエッジシェイプとマルチレイヤーLEDヘッドライト。
できればリアフェンダー(ホイールアーチ)が「あの」ガンディーニ特有の形状であったなら、と思います。

Cピラーからエアを取り入れ、6つのクーリングファンでエンジンを冷却(リアグリルの中にファンが見える)。

テールランプはデッキ内に格納されてブラックアウトされ、「見えない」状態に。
このあたりも未来っぽさ、合わせて1970年代の「コンセプトカー華やかりし」時代を感じさせるもの。

そのほかの特徴としては「メタリックグリーン」を使用したこと。
ブレーキキャリパーなどにグリーンが見られますが、ドアを開けたところや、エンジンカバーの一部、車体内部のファンなど「内側」に多用されていることには要注目だと思います。

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