| やはりローマのカスタムでは”優雅な”仕様を選択するオーナーが多いようだ |
やはりフェラーリのカスタムポテンシャルは無限大
さて、フェラーリは自社のパーソナリゼーションプログラムとして「テーラーメイド」を持ちますが、そこでカスタムされた個性的なフェラーリについては時折(フェラーリの)公式Facebookページ等にて紹介がなされます。
そして今回登場したのは「ヴィンテージローズ」のボディカラーを持つローマですが、これまでに紹介されたローマを見ても、多くの(テーラーメイドを利用する)顧客が1970年代あたりのフェラーリを連想させる”エレガントな”カラーを選ぶ傾向にあるようです。
フェラーリ・ローマは1950-1960年代のローマをイメージ
ちなみにフェラーリ・ローマは”La Nuova Dolce Vita:ラ・ヌオーバ・ドルチェビータ」=甘い生活”をコンセプトとしており、1950-1960年代のローマをイメージしたデザインがなされ、よってクラシカルな仕様が選ばれるのはごく自然なことだと言えそうですね。
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このフェラーリ・ローマのインテリアもまたエレガントだった
そしてこのフェラーリ・ローマにつき、そのインテリアもまたエクステリア同様にエレガント。
メインカラーはサビア(サンド)であり、内装そのものは上下でカラーを分ける「デュオトーン」仕様です。
アッパー部分やルーフ内張り、アームレスト、ステアリングホイールなどにはネイビーレザーが採用され、サビアレザー、ネイビーレザー部分ともども「コントラストステッチ」は不採用。
もちろんこれは優雅さを演出するための手法だと思われますが、コントラストステッチが見られなかった時代を再現しようという意図があるのかもしれません(コントラストステッチが登場したのはいつからだろうな・・・)。
ただ、このローマではひたすらレトロを追求するわけではなく、センターコンソールやステアリングホイールにはカーボンファイバーが使用され、アッパーとロワーパートを分ける境界に使用されるのはアランチオーネ(オレンジ)アルカンターラ。
シックな色合いにビビッドなカラーを挟むことでぐっと現代的な印象となるようですね。
ちなみにこのオレンジはボディサイドにも使用されていますが、ブレーキキャリパーには使用せず、ホイールを現代風の”ブラック”にしないところは「大人」だと思います(ぼくだったら、ついついやってしまいそうだ)。
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