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【動画】ランボルギーニ・ウルスのカスタムを予告したトップカー。その進捗を公開し、「迷彩仕様ボンネット」もお披露目

2018/10/13

| 予告どおり、ランボルギーニ・ウルスのカスタムを開始 |

ロシアのチューナー、トップカーがランボルギーニ・ウルスのカスタム。
すでにこれは画像で予告されていたものですが、今回実車に対し実際に手を入れたものを動画で公開しています。

まだまだ「製作中」のようで、今回装着されているのはボンネット上のエアスクープ、そしてサイドスカットルカバーのみ。
今後予告にあったように「フロントスポイラー」「フロントダクトガイド」「サイドステップ」「ルーフスポイラー」「テールゲートスポイラー」「リアダクトガイド」「リアディフューザー」が開発され、取り付けられてゆくのだと思われます。

やっぱりロシアは一味違った

今回驚かされたのは「ボンネット裏面の迷彩柄」。
おそらくはラッピングによって再現されたものだと思われますが、この発想はなかった、という感じです。

そして、ボンネットの開閉を行うスタッフ(おそらくトップカーの人)は「上下アディダスのジャージ」。
完全に定番といえば定番ですね。

フロントフードのダクトはこんな感じ。
これはフードに切り込みを入れて装着するのではなく、「フードごと」交換するものだと思われます。

ランボルギーニ・ウルスは世界中で大変な人気を博しており、日本だと今注文しても納車されるのは「二年後」。
ランボルギーニはウルスについて年間4000台、つまり現在ウラカンとアヴェンタドールの両方を足した台数よりも多くのウルスを販売する計画を持っていて、そのために工場も新設。

しかしそれでも納車まで二年かかるということを考えると、「予想の3倍程度」の受注が集まっている、とも予想できます(今のところランボルギーニは受注台数を公開していない)。

スーパーカーメーカーはいかに受注があったとしても、その希少性を維持するために「増産」はしない傾向にありますが、ランボルギーニがウルスを発売した目的は「ウラカンやアヴェンタドールの販売台数を抑え、そのかわりにウルスを大量に売って利益を得る」というところにもあるのだと推測。

スーパーカーメーカーがSUVを発売すれば、そのブランドイメージが希薄化すると言われるものの、スーパーカーメーカーも「営利企業」なので台数を売って利益を年々増やさねばならず、しかしスーパースポーツの販売台数を増やしすぎると市場での価値が暴落することに。
それを回避するにはやっぱりSUVを発売して台数を売り、そしてスーパースポーツの生産を抑えて市場価格とブランド価値を守るのが「有効」な策だと思われ、その意味だとSUVはスーパーカーメーカーのブランドイメージを希薄にするどころか、押し上げる役割を持っているんじゃないかと思うことも。

なお、現在ウルスには多数のオプションが存在しますが、それらは主にインテリアや装備、ボディ各部の仕上げに関するもので、「形状を変化させる」までのオプションはなく、よってそこはトップカーのようなチューナーの出番だと言えそうですね。

 

 

 

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