![未来の電動ランボルギーニ、「lamborghini EX」](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/01/lamborghini-ex.jpg)
| 奇抜なようでいて現実的なデザインを持っている |
さて、輸送機器デザイナー、アンドレア・オルティーレ氏が「未来のランボルギーニ」、ランボルギーニE_Xを公開。
同氏いわく、ガンディーニがデザインしていた時代のランボルギーニ、そして戦闘機を組み合わせたと述べており、実際にこのランボルギーニE_Xは「一人乗り」。
そして一人乗りで「戦闘機風」というと、2013年に発表された「ランボルギーニ・エゴイスタ」を連想させますね。
ランボルギーニE_Xはこんなクルマ
そこでこのランボルギーニE_Xですが、このデザインにあたって考えたのは「2ライン」。
画像の通り、マルチェロ・ガンディーニのデザインした不朽の名作、ランチア・ストラトス・ゼロ(1970)、ランボルギーニ・カウンタック(1973)の横から見たラインを現代に再現しようということですね。
![10](https://live.staticflickr.com/65535/50885799243_bb4c6f1305_c.jpg)
そして未来のランボルギーニということで、やはりパワートレーンは「ピュアエレクトリック」。
前後にモーターを搭載する4WDで、バッテリーはフロアに敷き詰め、カーボンファイバー製のフレームを備えます。
![9](https://live.staticflickr.com/65535/50886523626_9867da3a94_c.jpg)
実際に完成したCG作品がこちら。
現在のランボルギーニが好んで用いるヘキサゴンそしてY字モチーフはほぼ見られませんが、もちろんそれは意図的なのだと思われます。
![8](https://live.staticflickr.com/65535/50885799313_be9abd713e_c.jpg)
薄型ヘッドライトはじめ、サイドウインカーやテールランプはボディパネルに組み込まれ、フラッシュサーフェス化が図られている模様。
![7](https://live.staticflickr.com/65535/50886630012_bb46fccce4_c.jpg)
後方確認はサイド、そしてルーフに埋め込まれたカメラにて。
![6](https://live.staticflickr.com/65535/50885799103_6c395c644e_c.jpg)
フロントから見るとこう。
一見すると車内から外側が見えなさそうですが、これは「ボディカラー同色の、ドット状加工が施されたフィルム」を用いているためで、室内からの視界は確保されているという設定です。
![4](https://live.staticflickr.com/65535/50886523506_5cb4c2e217_c.jpg)
乗降についてはこんな感じでフロントカウルがガバっと開き、リアカウルが後方へとスライド。
いわゆるドアはないので、ドライバーは車体をまたいで乗降することになります。
![3](https://live.staticflickr.com/65535/50886523511_a41d4382e0_c.jpg)
現時点で未来のランボルギーニがどういったパッケージングそしてデザインを持つことになるのかはわからないものの、このランボルギーニE_Xはそのひとつの姿として意外と「現実的なんじゃないか」と思える部分も。
ただ、どのようなクルマのようになるにせよ、ランボルギーニがこれまでに築いてきた歴史、そしてDNAが反映されたデザインを維持することだけは間違いなさそうです。
![5](https://live.staticflickr.com/65535/50886523481_8a2e6ff558_c.jpg)
ランボルギーニE_Xのインテリアはこうなっている
そしてこちらがランボルギーニE_Xのインテリア。
ひとり乗りというレイアウトを持ち、極端にタイトなコクピットを持っています。
![2](https://live.staticflickr.com/65535/50886523541_9aefeb3e8f_c.jpg)
メーターやセンターコンソールは持たず、ステアリングホイール内にメーター代わりのディスプレイ、そしてスイッチを内蔵しているようですね。
![1](https://live.staticflickr.com/65535/50886523591_16a17665a0_c.jpg)
合わせて読みたい、未来のランボルギーニ関連投稿
-
-
未来のランボルギーニはこうだ。フルエレクトリックな「ランボチャレンジ」
| またまた新たな未来派ランボルギーニのレンダリングが登場 | デザイナーであるMichel DI MARCO氏が「ランボチャレンジ(LamboCallenge)」なるコンセプトカーのレンダリングを公 ...
続きを見る
-
-
ランボルギーニ・ミウラが現代に蘇ったら。デザイナーがレンダリングを公開
| 実際にミウラが蘇る日は来る? | CGデザイナー、Marco van Overbeeke氏の考えた「ランボルギーニ・ミウラ」後継。 オリジナルのミウラにランボルギーニ最新のデザインを盛り込んでおり ...
続きを見る
-
-
未来のランボルギーニ・カウンタック「カーボン01」!超ワイド、アグレッシブすぎるレンダリングが公開に
| シルエットはオリジナルのカウンタックのまま、ディティールは現代風に | さて、ランボルギーニ・カウンタックはいつの世もスーパーカーの代名詞的存在です。それだけの多くのアーティストにとっても一つの夢 ...
続きを見る