
| そのオプション価格を想像すると、ちょっと恐ろしい |
さて、先日のランボルギーニ大阪/神戸さん主催によるツーリングに登場した「アヴェンタドールSロードスター”THE LOUNGE TOKYO”仕様」。
この車両は東京に開設されたランボルギーニの情報発信拠点「THE LOUNGE TOKYO」オープンの際に展示された個体ですが、ランボルギーニ大阪/神戸さんの経営母体である光岡自動車が購入した一台なのだそう。
ボディカラーは見る角度によって色味を変える「カメレオンカラー」
なお、このアヴェンタドールSロードスター最大の特徴は「ボディにカメレオンカラーを採用している」ということ。
こういったカラーは塗料メーカー数社が供給していますが、日本だと「マジョーラ」が有名かもしれません。
静止画ではなかなかその魅力を伝えにくいのですが、こういった感じで「グリーンにもパープルにも見える」というカラーを持っています。

明るい部分はグリーン、暗い部分はパープル
こうやって見ると、強い光が当たる部分は明るいグリーン、それよりもやや弱く、それでも光が当たる部分は濃いグリーン、そして相対的に暗い部分はパープルに見えるようですね。

アヴェンタドールは複雑な面構成、そして明確なプレスラインを持つためにこういったカメレオンカラーが非常によく似合うようです。

なお、こういったカメレオンカラーには様々なカラーリングが存在し、ゴールドとブルー、レッドとブルーなど様々な組み合わせがあり、カスタムカーほか、メーカー純正のパーソナリゼーションプログラムに用いられることも。

ちなみにポルシェも「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にてこういったカメレオンカラーを用意していますが、その価格はなんと驚愕の「1050万円」、そしてマクラーレンだと420万円、フォードだと1100万円だとも言われていますね。
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なお、この「色味」は光の強さによって変化するというよりも「ボディに当たる相対的な光の落差」によって変化するようで、半屋内であってもちゃんと「緑とパープル」とに分かれるようですね(暗いところだからといってパープルになるわけではない)。

「アヴェンタドールSロードスター”THE LOUNGE TOKYO”仕様」のインテリアはこうなっている
なお、インテリアはブラックのアルカンターラにグリーンレザー。

シートバックには「扇子」をモチーフとした刺繍、リアバルクヘッドにはランボルギーニ本社のあるイタリアはボローニャの町並みをあらわす刺繍が入り、「日本とイタリアとの架け橋を表現している」のだそう。
ランボルギーニ・アヴェンタドール「ザ・ラウンジ東京」を紹介する動画はこちら
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