| やはりポルシェのカスタムにはお金がかかる |
ポルシェはそのカスタム部門「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」を刷新し、その後積極的に情報を公開。
インスタグラムもアカウントを開設してそのカスタムを紹介しています。
今回紹介しているのはそのペイントですが、「パイソン・グリーン」と命名されたもので、見る角度によって色が変わって見えるもの。
このペイントは「クロマフレア」と呼ばれ、毎年5つのカラーがリリースされているとのことで、「パイソングリーン」もその一種。
ほかにはブルー、ゴールド、ヴァイオレットなどがあるようですね。
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マクラーレンP1でもこういったカラー(純正カスタム)が見られたものの、ポルシェの場合驚くべきはその価格で、なんと「ペイントだけで」1050万円ほど。
ブガッティ・シロンやランボルギーニ・チェンテナリオの「エクスポーズド・カーボン(カーボン柄が見える)外装」のオプション価格が2500万円くらいの設定で「非常に高価」と話題になりましたが、それらは実際にカーボンパネルを使用しているので、この塗装に比べると「まだ」納得性が高いと思います。
なお、こういった塗装は偏光塗料、光干渉顔料、分光性塗料とも呼ばれ、塗料メーカー各社が発表していますが、最も有名なのは日本ペイントの「マジョーラ」だと思われます。
ヘルメットやバイクのカウル用、プラモデル用としても同様の塗料が販売されているものの「ここまで」高価ではなく、ポルシェのこの「オプション価格」には驚かされるばかり。
なお、この系統の塗装は登場時に「通常の塗装に比べ、(もともと光が反射するので調色に手間取らないため)補修が比較的容易」と言われましたが実際のところは不明。
ただし、このポルシェの場合は補修となると「相当な費用」が必要となりそうですね。
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