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ランボルギーニが「エンジンソング3部作」最終章、ウルス(V8)編をSpotify上にて公開!唯一のターボエンジン、そして怒涛のトルクをドラムのビートで表現

2022/12/15

ランボルギーニが「エンジンソング3部作」最終章、ウルス(V8)編を公開!唯一のターボエンジン、そして怒涛のトルクをドラムのビートで表現

| アヴェンタドール、ウラカンに積まれる自然吸気高回転型エンジンとは異なるV8ターボの深いサウンドを表現 |

SUVらしいモリモリのトルクをドラムにて演出

ランボルギーニは「V10」「V12」のエンジンサウンドをモチーフにした楽曲を製作しSpotify上にてプレイリストとして公開していますが、今回はウルスに積まれる4リッターV8ツインターボエンジンのサウンドをサンプリングした楽曲を制作することに(すでにSpotify上にて公開済み)。

この「エンジンソングV8」については、前2作がエレクトロポップ調であったのに対し「ドラム」を強調していることが大きな特徴となっていますが、その理由は「ドラムのサウンドがV8エンジンの燃焼の様子を最もよく表しているから」。

たしかにV8エンジンのサウンドは(アメリカンV8のように)特徴的なものが多く、V10やV12に比較するとビートが効いているのかもしれませんね。

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「エンジンソングV8」制作陣はこう語る

そして今回の「エンジンソングV8」につき、ランボルギーニNHVの車両全体のコーディネーターでもあるアレックス・トレカリッチ氏とマウロ・マウトーネ氏の二名が、ウルス・ペルフォルマンテが奏でるサウンドをモチーフにした一連の楽曲を制作することとなったわけですが、これに際して両氏は「ドラムの深い音は、V8の燃焼効果を最もよく表現し、シリンダー内のピストンの動きを強調する楽器なのです」と説明。

これまでのエンジンソング同様に「低回転」「中回転」「高回転」といった3つのステージをテーマにしているものの、今回は最低回転数から発せられる音に触発されたところが大きかったとも述べており、アヴェンタドールやウラカンといったスーパースポーツとは用途の異なる、そしてSUVでもあるウルス用にチューニングされたトルクフルな(ランボルギーニで唯一の)ターボエンジンの面目躍如といったところ。

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V8エンジンの基本周波数はドラムの振動にマッチ

エンジンソングV8の制作については、これまでの(V10/V12)エンジンソング同様、エンジンの基本周波数の分析から始めており、ウルスの場合、分析によって得られたパラメーターは50ヘルツで、これはドラムの本質的な振動にマッチしていた、とも述べています。

こういった事実もあってV8エンジンソングはドラムをベースとした構成がなされていますが、例によってフーリエ変換の公式を再び適用し、人工知能(AI)の助けを借り、ウルスの8気筒エンジンを3つの表現段階(アイドリングからの低回転、クルーズ=中回転、最高速=高回転)に分け、さらには加速、シフトダウン、カーブ、ブレーキング時といった具合に細分化することで合計24曲をつくりだしています。

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ランボルギーニによると、2,000回転という低回転から爆発的なトルクを発生させ、回転数と速度が上がるにつれて上昇するサウンドを音楽にて表現しており、それはまさに「音響心理学の原理に基づいて解釈された、エンジンと音楽のマリアージュ」。

そしてこの音楽がドライバーに与えるインスピレーションは受け取る人によって様々であり、アレックス・トレカリッチ氏によると「V8エンジン・ソングを聴きながらウルス・ペルフォルマンテを運転すると、正確な目的地がなくても北上したくなる」と語り、一方でマウロ・マウトーネ氏は「私は、アメリカの奥地にあるラリーコースで、親友と一緒にハンドルを握って楽しむことを想像しました」とコメント。

実際にウルスを運転しながら聴くことができるかどうかは別として、これら楽曲を聴きながらクルマを運転すると自分がどう感じるのかがちょっと気になってしますね。

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参照:Lamborghini

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