| ランボルギーニは様々な方向からデジタル社会に対応しようとしている |
ランボルギーニはもう二度とV10エンジンを積まない可能性も
さて、ランボルギーニは先日V12エンジンのサウンドをフーリエ変換にて「音楽にした」プレイリストをSpotify上に公開していますが、今回はその「V10エンジン版」をリリースした、とアナウンス。※続いてV8版も公開するようだ
なお、ランボルギーニは少し前にウラカンのファイナルモデルであるウラカン・ステラートの画像を公開しており、これは事実上の「V10エンジン最終モデル」となる可能性が大。
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そして今回ランボルギーニが発表したのがV10エンジンをフィーチャーした楽曲で、さらに細かくいうとウラカン・テクニカのV10エンジンにインスパイアされたものだと紹介されています。
ランボルギーニにてNVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)を担当するマリオ・マウトーネ氏によれば「ウラカン・テクニカの運転席でのサウンド体験は没入感があり、ドライブの楽しさを高めるという研究結果があります。クーペでありながら、ルーフを下ろしてスパイダーを運転しているような感覚を味わうことができるのです」。
そしてランボルギーニとのコラボレーションによって楽曲の製作を担当した音楽プロデューサー、アレックス・トレカリーチ氏によれば、「ウラカン・テクニカの10気筒エンジンが発する低回転から高回転に至るまでのシンフォニーによって完璧なリスニング体験を提供する」とのことで、そのイメージについては「リラックスした雰囲気と軽快さを演出」「友人、週末、楽しみ、そして車に乗って踊りに行くときの感覚を思い起こさせるエレクトロニック・ミュージック」だと説明。
V10ミュージックは24曲構成
このV10ミュージックについてはV12のときと同様に「フーリエ変換」を用いて編曲され、音響心理学の原理との調和、音響と純粋な感情の間の物理学を加えることで比類なきシンフォニーを生み出しており、やはりV12版エンジン・ソング同様にアイドリング、4,500rpmでの巡航速度、8,000rpmでの最大出力という3つのステージを再現した楽曲を作成しているようですね。
なお、V10エンジンはポルシェ・カレラGT、レクサスLFAにも搭載され、美しいサウンドを発生することでも知られますが、マリオ・マウトーネ氏は「我々のV10は、エンジンから排気系、インテークマニホールドに至るまで、まるで楽器のようにチューニングされているのです。さらに痛快なことに、V10の場合、音域と周波数は女性の美しい歌声のように、美しいハイテンションを届けてくれます」。
アイドリング時には41.2ヘルツ、4,500rpmでは92.5ヘルツ、8,000rpmでは164.81ヘルツという周波数を発するとされますが、これはV12エンジンのそれぞれ「92.50Hz、98Hz、103.83Hz」とも異なる特性を持っており、とりわけ高回転では高い周波数を発していて、これをテクノやポップ、ロックを組み合わせることで独自の世界観を表現している、と紹介されています(せっかくランボルギーニのV10モデルに乗っているので、一度聴いてみようと思う)。
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参照:Lamborghini