| たしかにホンダ・シビックでも「相当に高い」クルマになってしまっただけに仕方がないのかも |
それにしても、やはり「インテグラ」というにはそのルックスが重厚すぎて未だに慣れない
さて、アキュラは3月に新型「インテグラ」を発表していますが、その際には価格情報が公開されておらず、しかし今回グレード及びその価格が正式に発表されることに。
これによるとベースモデルの価格場31,895ドル、A-Specが33,895ドル、そしてA-Spec+テクノロジーパッケージが36,895ドルということですが、話題となったマニュアル・トランスミッションは最も高価な「A-Spec+テクノロジーパッケージ」でしか選択できず、よってMTを選ぼうとなると36,895ドル(約483万円)を支払う必要がある、ということになります。
インテグラ「タイプS」はナシ?
なお、今回発表された内容を見ると「タイプS」が設定されておらず、その理由はちょっとナゾ。
アキュラはスポーティグレード「タイプS」を設定することで他社との差別化を図っており、かつインテグラというと誰もが「スポーティ」を連想するものと思われるだけに、もしかすると今後「タイプS」の設定があるかもしれません。
新型インテグラに搭載されるのは、現地でのシビックSiと同じ200馬力の1.5リッター4気筒ターボで、そのほか装備としては10.2インチのデジタルメーターディスプレイ、そして7.0インチのセンターインフォテイメントスクリーン、さらにはアキュラウォッチシステムによる一連のドライバーアシストと安全機能を備えます。※CVT搭載車には、トラフィックジャムアシストが含まれる
ちなみに「テクノロジーパッケージ」には、さらに大きなインフォテインメント画面、ヘッドアップディスプレイ、アップグレードされたオーディオ、アダプティブダンパー付きスポーツチューンサスペンション、ドライブモード、リミテッドスリップデフが追加されることになり、この内容を見るに価格納得性は高いものと思われます(それでも絶対的な価格が高くなっていますが)。
なお、プラットフォームとエンジンを共有するシビックSiの価格は28,315ドルに設定されており、よってアキュラ・インテグラはけっこう高価ということになりますが、シビックはセダン、インテグラは5ドアを持つクーペ風セダン、そしてインテグラでは選択可能なアダプティブダンパーやドライブモード、ヘッドアップディスプレイはシビックSiではもともと設定がないため、ここは「ホンダとアキュラ」の差なのかもしれませんね。
加えてですが、インテグラの場合は、これもホンダにはない「購入後2年間または24,000マイルの走行距離内で有効な、定期点検を含むアキュラのメンテナンスプログラム」が付与されており、これもプレミアムブランドならではなのかもしれません。
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